いよいよ明後日は第4回ライトスパーリング競技大会。

 

改めてライトスパーリングに関して振り返ってみました。

あくまで私が思うライトスパーの上手い下手、センスを分ける要素は、力加減ができる事は大前提として、

 

“イメージ力”

 

にあると思います。

 

例えばキックやフルコンルールのスパーをする際、相手よりも自分の方が20キロ以上体重が重い場合、打撃が当たっても、クリーンヒットしない限りは結構耐えられます。

重い方が二流以下、軽い方が一流なら話は変わりますが、それでも体重差は大きく作用します。

そこでライトスパーですが、自分の方が重い場合、軽い側に対してどう反応するのか?がセンスが問われると思います。

軽い相手の打撃に対して、ある程度打たせるという戦い方は、試合なら全然有りです。

 

しかし私はライトスパーでは、相手が軽くても、女性でも、自分と同等以上の重さや強さの人間が打撃を放ってきたとイメージします。

とは言え、剛的な受け方をしたら相手に怪我をさせてしまうリスクがありますし、ライトスパーの空気にも反するので、怪我をさせない受け方も心掛けています。

但し、その受け方も単に加減した受けという事ではなく、同等以上の相手にも通用するであろう受け方を心掛けています。

軽い側の立場になった際、ライトスパーの範疇の打撃なのに、重い側がディフェンスを蔑ろにしてモリモリ前進されたら何もできません。

なぜならライトスパーなのですから。

 

これがガチ組手や試合なら、軽い側はタイミングを計り、強打を当てて崩してゆくでしょう。

それでも、試合では重い側がモリモリ前進して勝つかもしれません。

それはそれで試合なので全然良いのですが、ライトでそれをやるのは違うと思うのです。

違うというか、無意味と言いたいですね。

なぜなら重い側はライトスパーなので、何のリスクもない状況でモリモリ前進ができる訳ですし、軽い側はモリモリ前進に対してないもできないからです。

 

他にも色々ありますが、まとめる理想のライトスパーとは、

“自分も相手も怪我をせずに成長に繋がる”

だと思います。

しかしそれがどういうライトスパーなのか、あまり明文化されていないと感じるので、先ずは私の価値観を明文化して行こうかなと考えています。

ライトスパーリング競技大会もその一環です。

ライトスパーには、単純に強い弱いの技術以外の別な技術や心掛けが必要であり、人によってはめんどくさいと感じるかも知れませんが、これからの時代には必要な要素だと思っています。

 

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