フルコンタクト空手現役選手時代、格闘家が集まる練習会で、私の希望でキックボクサーの方とキックルールでスパーをしたら、面白いぐらい顔を打たれました。
総合格闘家の方とフルコン空手にタックルを加えたルールでスパーをしたら、面白いぐらいタックルで倒されマウントを取られました。

はっきり言って全然面白くないので、直ぐにでもキックや総合のジムで練習したいと思ったのですが、現実問題、空手指導とバイトしながらの経済状況では金も時間もなく、ジムの掛け持ちは無理。
ひとまず顔面パンチやタックル寝技対策は保留にし、先ずは空手に専念しようと気持ちを切り替えました。

しかしどうにも気持ちが入らず、空手の成績も下がってゆきました。
それなら空手辞めれば良いのでは?と思う人がいるかも知れません。
実際私も悩んだ時期がありました。
しかし空手は競技は一つの側面であり、他にも魅力が沢山あります。
シンプルに空手が好きなので、仮に競技は辞めても空手そのものは辞めるつもりはありませんでした。


ただ、一時期フルコンタクト空手が嫌いになりました。


そんな葛藤の中、実質30歳でフルコン空手選手は引退。


その後倉本塾にて、課題の克服に取り組みました。


フルコン空手現役時代から倉本塾に通っていましたが、試合があるとどうしても、

フルコン9:倉本塾1

ぐらいの配分になってしまいました。
正確には倉本先生のご厚意で倉本塾ではフルコン空手に直結する脛の部位鍛錬や、極真の強豪選手とのスパーリングを取り組ませていただきました。
なので9:1の配分はあくまで技術練習の事です。
フルコン引退後はその配分を逆にしました。

フルコンほぼ0:倉本塾ほぼ10
他、空手の型の研究

その後で顔面やタックルへのコンプレックスが多少は緩和されました。
勿論、どんな技術も相手の自分の実力差があれば通じないのですが、
「何をして良いのかわからない状態」
から、仮に通じなくても
「どうすべきだったのか?」
が解るようにはなりました。


そこから更に紆余曲折あり素手顔面パンチ有りの試合に出たりしましたが、そんな経験を踏んでいく内に、今度はフルコンタクト空手が再び好きになり始めました。


実際に色々経験してみて、アレが足りない、コレが足りないと考えた所で堂々巡りになります。
それぞれに素晴らしい技術があり、何かと比べて優劣がある訳ではありません。
仮に異種格闘技戦的な戦いがあったとしたら、それも一つのルールで、そのルール内で最適解を出した方が勝ちます。

なんて事は最初から頭では解っていました。
解ってはいたけど、色々やらずにはいられなかった時期があったのです。
理屈で解っていた事でも、実際に経験する事で腑に落ちたという感じです。
そして精神論だけでなく、技術についても深く理解できるようになりました。
現役時代はフルコン空手の技術をかなり雑に捉えていましたが、今は生涯取り組むに値する程奥深いと感じるようになりました。
そう感じたからこそ、余計にフルコンタクト空手が好きになりました。
メンヘラが大分落ち着いた感じですね。

という事で、ちょっとキツめのフルコン空手の練習会、今月よりスタート!
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