いじめられた経験は私が武道を始めたキッカケとも言えます。
私は幼稚園から小学生時代、斜視を揶揄われたことで、人の顔を見ないようなり、無口になりました。
また、宮城⇔静岡間の転校を数回。転校の都度、方言をからかわれ、余計人前で話す事が苦手になりました。
そんな子供時代を過ごしたのですから、多感な時期にコミュニケーション能力を充分に育む事ができなかったと言えます。
ただ、そんな私でも中学で柔道を学び、高校から空手道を学ぶ事で、心身ともに強くなったと、自信を持つ事ができました。
その自信によって、少しづつですが、まともに人と話す事ができるようになりました。
また、いわゆるコミュ障だからこそ、文章表現で補おうとしてきたとも言えます。
その結果、自書を出版するにまで至ったのですから、まさに“雨降って地固まる”“禍を転じて福と為す”です。
そんな私の経験上と、いじめに関する研究から最近、
フライングモンキー
という心理学用語を知りました。
フライングモンキーとは、簡単にいうとナルシストやサイコパスの言葉を鵜呑みにして、無自覚に加害者に加担するような行動を取る人です。
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私自身の経験を思い返すと、フライングモンキーの特徴に該当する人は、かなりいました。
私が感じるに、わかりやすい形(直接的な暴力や侮辱)でいじめをする人は、ナルシストやサイコパス、あるいは重度のストレスを抱えている(家庭環境が著しく悪い)か、知能に問題があるかです。
・知能に関する問題の参考書
そして、そういうタイプは集団の中で少数です。
一番多いのは傍観者です。
そして傍観者の中でフライングモンキー化する例が多い気がするのです。
と言うのも、あからさまに暴力や侮辱を行うと、いじめが事件化した際に罪に問われるリスクがあります。
しかし、
無視、冷笑、嫌悪感を表す、侮蔑的な軽口…
等のような行為を行うグレーゾーンの存在、つまりフライングモンキー的な人までは、罪には問われません。
しかし私の経験上、
直接いじめをする人から受ける精神的ダメージが10
フライングモンキー的な人から受ける精神的ダメージが1
ですが、フライングモンキー的な人が10人以上いれば、直接いじめをする人から受けるダメージを超えます。
しかし、フライングモンキー的な人はあくまで小石をぶつけたぐらいの感覚なので、法の裁きを受ける事もなく、罪悪感も感じずらいでしょう。
さて、いじめ問題と言うと、先ずは被害者の救済、あるいは加害者の処罰か更生案という話になりがちですが、集団の中の比率で言えば、傍観者が一番多いのです。
その傍観者に向けてのアプローチも、した方が、世のいじめ問題が少しでも改善されるのではと思います。
多くの場合、まさか自分がいじめの加担者になるとは思っていないでしょう。
また、加担しても気付かない場合もあるでしょう。
今後もいじめ問題を取り上げ、皆様と意見交換をしたいと思います。
ほんの少しでも、世のいじめ問題の改善に携わりたいと思っています。
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