打震とは、グラップラー刃牙のキャラ、鎬紅葉が使用した技です。
体内の水分を打つことで相手を内部から破壊する特殊な打撃、との理屈です。
現実にも打震のような技はあります。
しかし、作中で鎬紅葉は医者として、膨大な数の手術をし、且つ人体実験によって、打震を体得したとのことですが、死体や無意識の人間でいくら実験しても打震(のような技)は体得できません。
打震(のような技)は、生きた人間の心理や生理反応を理解した上で成立する技術です。
打震の元ネタは、中国武術の、
人体は水
という考え方からきています。
しかし、この「人体は水」という考えに基づいた打撃の説明の多くは、間違っているか、意図的に隠しているかのどちらかです。
多くは、
「人体を水と考え、波紋を起こす」
と説明されますが、本質の3割以下の要素しか言っていません。
悪用する人間がいる可能性を踏まえると、そうなるのかも知れません。
ただこの記事では特別に、私が行っている打震(のような技)を体得する為の練習法をお伝えします。
・バケツに水を入れ、水しぶきが立たないよう、且つ自重が乗る(相対軸)ようにバケツの底を打つ。
・打撃発動時は速く、水に触れる前後は緩やかに。※緩急の逆、“急緩”
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