猛暑の気配を感じる、梅雨時期のなんとも言えない蒸し暑さですね。



 私が指導している京産大附属高校と花園高校、立命館高校の合同練習会に特別に15名のキッズが参加させていただきました。


 およそ、高校の合同練習となると「練習試合」がメインとなり、実戦形式が取られるのがほとんどなのですが、高校から空手を始める部員達が多い事から、「じゃ、皆んなで楽しく練習をしましょう」と集まって始まりました。







 大きく3部構成で

 1部 基礎トレーニング、体の使い方

 2部 組手のポイントになる箇所、リズムトレ

 3部 指定形

 

ゆくゆくは、様々な事に繋がるための「基礎知識」的な内容で行いました。


 高校生との練習なので、説明が少し難しく思えたかもしれませんが、皆んな真剣な顔をして取り組んでくれました。





 今回、ご指導いただいた、乙部先生、上田先生、布野先生ありがとうございました。


 最後に暑い中、引率していただいた保護者の皆さま!お疲れさまでした。



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館長の身勝手な独り言


 前回の皓友館との合同練習で気づいた克己館の課題を今回はどのように向き合っているか?にも注目をしていました。どうだったかな?自分から進んで行動できたかな?


 それはさておき、誰もが経験する、何を習うにしても必ず「最初」や「初めて」の事があります。普段全く関わりがない人達でも、空手を通じて「繋がり」が生まれます。

 私自身の目的でもある「空手に触れてもらい、楽しさを感じてもらう」は、ある意味とても重要な事だと位置付けています。


 その段階を経て、「試合に出たい」や「黒帯になりたい」「優勝したい」や「大舞台に立ってみたい」などの「願望」が芽生えるのではないでしょうか?


 その間、「楽しくない事」や「もっと違う事がやりたい」など、色んな葛藤もあると思います。


 それも関わっていることで感じられるもので、それも含めて「自分自身への問い」だと感じでいます。


 私自身も50年近く、関わっていて感覚が麻痺をしていた「初心の大切さ」や「自身の尺度からの上達の嬉しさ」を改めて感じ、教えられた練習会でした。


 そして、今回の練習会では、「ドタキャン」無しで、久々に希望者が全員参加してくれた事に少しほっとしました。