それぞれ別の仕事なのに、
短期間に2度も
下高井戸へ来ることになり。
 
これは匂うぞ真顔はてなマーク
 
調べるべき何かがあるようだ。
時々こんなふうに、
自分以外の何かの力に
「動かされてるな」
と感じることがあります。
 
地図で照らし合わせてみて、
すぐにわかりました凝視
 
やっぱり玉川上水関連
ですよね〜あせる
 
1羽村取水堰・起点
2井の頭公園(吉祥寺)
3浅間橋(富士見ヶ丘)暗渠部
4代田橋付近 
5旧淀橋浄水場(西新宿)
6四谷大木戸・終点
 
これまで1の起点から
2の吉祥寺あたりまで
玉川上水は何度も歩いたし、
5〜6の終点エリア
割と何度も行ってるんですよ。
 
途中の3から暗渠に入って
水の流れは見えないし、
そこはいいでしょう
と思ってたんだけど、
 
ダメみたいです無気力泣
そこ端折っちゃダメっぽい。
 
下高井戸はちょうど暗渠のエリア。
淀橋浄水場の廃止とともに、
一度は空堀になってたのだけれど、
現在はまた流れが戻っており、
暗渠部は緑道として整備されている。
 
下高井戸の駅を降りて、
首都高速4号線高架をくぐると
すぐ緑道が現れました。
 
▼玉川上水第3公園

 
▼玉川上水永泉寺緑地
 
▼紫陽花がいっぱい
 
▼水を流していた形跡
 
 
 
▼玉川上水路敷
公園として使用しますよって
許可をとったということでしょうか
 
この辺りはお寺が多いのですが、
今は無くなってしまった永泉寺が
玉川兄弟とゆかりの深いお寺。
 
杉並区の今は暗渠の玉川上水路が甲州街道が並走する辺りに、かつて永泉寺と いう寺の薬師堂に白い玉石がご神体として祀られていた。上水の完成にはその 玉石の力があったと伝えられる。承応2年、玉川兄弟は羽村から開削すること でようやく工事は軌道に乗り始めた。しかし2度の失敗が響き、上高井戸宿を 過ぎたあたりで幕府から拝領した工事代金六千両をすべて使い果し、工事は一 時中断となった。なんとか資金繰りを図るため、屋敷や家財道具の処分など私 財を投げ打つとともに、江戸の富裕な町人に資金援助を求めた。しかし資金を 提供してくれる人は誰もいません。途方に暮れた庄右衛門が夜の12時過ぎに 下高井戸の工事現場でぼんやり見ていると、堀の先の土の中にぼーっと白く輝 くものがある。清右衛門に掘らせたところなんと直径10cmの玉石が出てき た。上水堀から玉石が出てきたという噂はたちまち江戸中に知れわたり、お陰 で工事への協力が相次ぎ必要な資金が集まった。庄右衛門はこれは日頃信仰し ている薬師様が玉石になって助けてくれたと思い、お堂を建て玉石を祀り朝夕 工事の完成を祈った。やがて玉川上水は完成した。その後の玉石薬師は病にも 効くとして評判となり、享保4年には薬師堂を守る永泉寺が建てられ隆盛した。 しかし明治になると寺はさびれ、近くの永昌寺に吸収されて廃寺となった。今 はわずかに下高井戸の旧水路跡に永泉寺緑地の名を残すのみである。
宝石紫出典:多摩のジョギング道さん
 
▼玉石の残る永昌寺さん
 
▼玉石薬師堂
 
▼いわれが書かれていました
 
工事の資金難と
玉川兄弟のクラファン失敗、
そして奇跡の玉石については
次回深掘りしたいと思いますニコニコ花