この夏休みは娘と、アニメの『ベルサイユのばら』を観ています。
ベルばらのマリー・アントワネットがあまりにも、
「うふふふ、あははは」←お花畑
という描かれ方をしているので、「ああ、おマリ……」と嘆きながら観ています。
くるくる回りながら、お花が飛ぶものですから。
どんどん断頭台への足音が近づいてくる………
我が家では錠前マニアのルイ16世への同情票が3票(満場一致)入っています。
この人、現代で幸せなオタク生活をさせてあげたかった……
てっきりアート系に行くものと思っていた娘・フローレンですが、
ある時期から猛烈にフランス史にはまり、
一時、史学を学ぼうかと真剣に迷っていたほどでした。
(最終的に美術志望に落ち着きましたが)
娘は特にブルボン王朝期のフランスに興味があるようです。
考えてみたら、小学生の頃に『レ・ミゼラブル』にどはまりし(映画やミュージカル)、
中学で『ノートルダム・ド・パリ』の分厚い原作を読破していたので、
その兆候はあったんですよね。
学校の図書館のブルボン王朝関連の本は制覇してしまったので、
近所の図書館をめぐって何やら読み漁っています……
王様とか王妃とか貴婦人とか愛妾とか、
そういうところに興味がいく人が多いと思うけど、
娘の場合マニアックなところを探求している様子。
宰相リシュリューだとか、ノストラダムスの人物像だとか。
この夏も、学校に籠ってペストマスクの絵を描いていますが……
これは、何かあるんだろうな。
冗談でよく、「過去世で貴族のお漫才だったからね~」などと言ってますが。
(by.髭男爵)
ちなみに、我が家は全員、
どちらかといえば日本史よりヨーロッパ史に関心があるタイプ。
うちにあるベルばら愛蔵版は、夫・マット氏のコレクションです。
引き続き、革命への避けられぬ物語を観る夏になりそうです。