娘と大学の説明会に行ってきました。
イラストを描いたり漫画を描いたりと、表現するのが好きな娘。
今のまま、アート系の方向を極めるのかなと思いきや、
高校で出逢った世界史の先生の授業がとてもおもしろく、
一時期はヨーロッパ史を学べるところもいいなと思っていた様子。
昨年末くらいからいろいろ悩んで、やっぱりアート系ということで、
大学説明会では二つのコースの説明を聴いてきました
一つはデジタルの技術を身につけて、
アニメーションやコンピューターグラフィックスなどの領域に活かしていく専門コース。
実用的な技術を身につけることができます。
アニメーション作品やゲーム、キャラクターデザインなどを実際に作る授業もあって、
こういう分野が好きな人に、人気が高いコースです
もう一つは、アートをヒーリング領域に活かしていく専門コース
実際に病院や福祉施設で、すでに学生たちの絵が人を癒しているというお話があり、
小児病棟や終末医療の病棟、高齢者福祉施設の事例を聴くことができました。
アートが人に寄り添って、弱っている人の心を優しく癒すのだということが、
身に沁みて感じられました。
欧米に比べて、日本ではこの分野の取り組みが遅れていたけれども、
ようやく近年、こういった需要が高まってきているのだと知りました。
ヒーリングアートの事例にたくさん触れて、親子共々涙しておりました
優しいな~。
先生も、そこで生まれる作品たちも、ほんわか優しいのです。
好きな分野の表現を極めて、それと格闘するのももちろん楽しいけれど、
自分の持っているアートの資質を社会の中で活かすというのも
とても素晴らしいなと思いました
最終的には娘・フローレンさんが選ぶことになるのですが、
いずれにしても、幸せな選択肢であるように私には思えます。
どっちも好きなことだから。
説明会の帰りに娘とランチ
公立中学校の先生が卒業式で「君たちの未来は決して明るいものではない」と言って、
かなり衝撃的だったことを思い出しました。
未来を創っていく若者を育てる場のはなむけの言葉が、
なんだか陰鬱なものだったんですよね……
ヒーリングアートの感動的な余韻の中でお昼を食べていて、
「私たち親子はいま、明るい展望を抱いてランチしています」と思いました。
どんな言葉を使って、どんな想いをそこにのせるかは大事なことです。
引き続き、ソウル・ハピネス・フェスティバルをよろしくお願いいたします。
癒しのひと時をお楽しみくださいませ。
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