今日はお仕事がお休みです。

 

ゆっくりと心を緩めて過ごす1日にしたいと思います。

 

 

好きなアーティストが自らのいのちを絶つのは、とても苦しいですね。

ずっとひとりで抱えてきたんだから、ゆっくり休んでねという気持ちと、

こんなにたくさんの人に愛されているのになっていう悔しさと。

 

それ、エゴかなあ。

私のエゴかもしれないな。

 

この世を去ると決意した人を優しく見送ってあげたいけれど、

たくさんの人のかなしみが波のように次々押し寄せてくるのを目の当たりにして、

「虚像を演じるのをやめていいから生きる」という道はなかったのかなって思う。

 

 

うつは外からは見えないけれど、心を蝕む病気。

それが膨らんで膨らんで、心が支配されるような時、

その人の判断ではなく、うつという病気がもたらす虚無にもっていかれてしまう。

 

私はこれまで、二人の友達を虚無にもっていかれました。

ひとりは縊死。

ひとりはオーバードーズ。

 

彼女たちが明るく笑っていたことも本当。

私と楽しく過ごした瞬間は本当。

未来を夢見たりして語った言葉も本当。

 

かなしい終わりだったけれど、

すべてが陰鬱に塗りつぶされてしまったわけじゃない。

 

 

だから、ジョンヒョンは苦しみと葛藤していたけれど、

私たちに見せていたすべてが虚像ではないと信じます。

歌っている時の輝きや、ステージ上での笑顔、

メンバーと支え合いながら涙したこと、ファンへのありがとうの言葉。

 

その瞬間は今も輝いていて、

そこには本当の姿があったと思うのです。