この日記には映画『シャニダールの花』のネタバレをすこーし含みます。

知りたくない人、スルーしてくださーい照れ

 

シャニダールの花

シャニダールはイラクにある

洞窟の名前。

ここからネアンデルタール人の

骨が発見された。

その遺骨と一緒に花の花粉が

発見されたことから、

ああこの人たちってば

お葬式やっていたのね、

人情あったのね、

みたいなことの発見になった。

今じゃ動物が花粉を運んで

来たかも知れないという話にも

なってるらしいが。

 

映画の中では、

ごく少数の女性の胸に咲く

花につけられた名前。

下のDVDパッケージの上の方に

咲いてる花ですね。

ここは赤い花だけれども、

赤と白があります。

 

シャニダールの花

 

この、女性の胸に咲いた花は

医学研究に大変有効とみられていて、

某大手製薬会社はこれに注目し、

「シャニダール・ラボラトリー」を

作る。

大金を積んでシャニダールが芽吹いた

女性を収容し、花が咲いたところで

切除、採集して本社へ送る施設だ。

その、施設に勤務する

植物学者・大瀧賢治役が綾野剛。

 

向かって左:大瀧賢治(綾野剛)と新任のセラピスト・美月響子(黒木華)何か隠してるっぽい清潔感と簡素さだ。

 

収容された女性たちは

同じ、白い服の上に透明な

ローブみたいなものを着て、

やっぱり白い

胸の花を防護し、

研究者が観察しやすい

ジップロックの保存容器

みたいなのを胸につけている。

 

花の生育は女性の心理状態に

関係があると思われているので

セラピストが付く。

新しく配属されてきたセラピスト

美月響子と大瀧は恋愛関係になってゆく。

 

ちょっと窮屈な感じのコスチュームがだ、女性たちは案外平気でヨガやったりサンルームみたいなところで日光浴(?)したり。素敵な広いお部屋も用意されている。胸の花が枯れそうになり、半狂乱で他の女性の花をむしる女性にこの娘が自分の花を摘んで差し出し、その後卒倒。彼女がここに収容されるために支払われた報酬は一億。

 

 

女性たち(の胸に咲く花)を

観察していく過程で、

大瀧は

女性たちの体にとって

花が咲くまで

シャニダールを胸に生やして

置くことや、

咲いた花を切除することは

時には

命を落とすほどの負担であり、

の施設の所長はそのことを

隠ぺいしていると気づく。

 

そんな中、恋人である響子の

胸にシャニダールが芽吹き、

切除を勧める大瀧に響子は

育て、種をとりたいと言う-。

 

植物とヒトの進化みたいな

ものへの考え方や

植物とヒトの関係みたいなのが

この作品の考え方と

私の考えが違うせいか、

なーんとなく結論がモヤモヤ

したのだけれど、

 

美青年って演じることが

できるんだなあっ!ラブラブラブ

 

というのを衝撃を持って知った。

この作品の綾野剛は

向井理のように美青年だった。

(あたしの、青年とおじさんの

中間地点の美青年は向井理なのだ照れ

別に綾野剛が美青年じゃないと

いうワケではないがキョロキョロ

繊細で、神経質で、いつも悩んでる

能天気なところが全然ない

時々漆芸術の頂点・阿修羅像の

憂いを秘めたお顔のようにも見える

恋する美青年だ。

 

なんだかねっとりした、

そこはかとなく不安を醸す

BGMは、

なんだったんだろう。

シャニダールの花が、妖しく

開くイメージなんだろうか。

それとも監督の、植物に対する

イメージなんだろうか。

確かに植物って

命根性すごくて賢くて戦略家だ。

太刀打ちできない生き物だと思う。

助けていただき、

彼らの中で生かしてもらって

いるのが動物なんじゃないかと思う。

そんな感じの出てる音楽だと

思った。

 

ね?美青年でございましょ?飛び出すハート眉根にしわを寄せた美青年ってのも珍しいか。時々興福寺七部衆の阿修羅像みたいなのーラブ

2013年7月公開。監督:石井岳龍 脚本:じんのひろあき 石井岳龍 田中智章 音楽:勝本道哲  出演:綾野剛 黒木華 第37回モントリオール映画祭出品作品