昨日、
業者さんたちに送るはずのリストが
送れなかった。
「送る予定です」
と予告を出してたから
言い逃れはできるけれど、
いいことじゃない。
繁忙期に入り、
いつもよりよほど多い
ある契約の申し込みに来る人を
窓口対応しつつ
精いっぱい
急ぎながらも一つ一つ確認しては
作業を進めているときに、
(それでもミスは出てくる
)
上司と、同僚が私のとこに来た。
「烏丸さん、今同僚女史さんが
対応していた人、前に対応したこと
ありますよね?」
「…」
は?
同僚がどんな人と窓口対応
していたかは知らない。
男性2人で申し込みに来ていた
のは、見ている。
ひどく時間がかかっていて
時々男性の大きな声で
「何も変わらない」
とか言う言葉が聞こえてきた。
モメているのかな、とは思った
けれど、助けを求められても
いないのに、
ベテランでデキる彼女の所へ
しゃしゃり出ていくことも
ないだろう。
そんなの、社員がやればいいことだ。
上司、
「話を聞いてもらい泣きしてたって
言うから、烏丸さんのことですよねきっと」
あーあ、あのおじさん。
奥さんと一緒に来ていた。
確か、偶然2回対応している。
最初は病気の奥さんをどやしつけて
嫌なおやじだと思ったけれど、
身の上話を聞いているうちに、
向こうも目に涙を浮かべ始め、
あたしももらい泣きしちゃったのだ。
どうもおじさん、そのことを
同僚女史に喋ったらしい。
「烏丸さんよね?前に対応した人」
(対応したって言ってもおととしだと
思うけど…去年はどうだっけ)
「相談しても何にもならなかったって」
(相談?身の上話聞いてただけだ)
「えー相談だったんですか?
すみません。私お話聞いてあげてた
だけで、相談だと思わなかったんですぅー」
「まあ、それはいいんだけど」
(じゃーなんだよ。こっちは
忙しいんだ)
「あのおじさん、今のままだと、
この申し込みをする資格が無いのよ。
それでね、某公的施設に行って、
書類をもらってこなきゃいけないの。
それで今もらいに行ったんだけど」
…一体私にそんなこと
なんだっていうんだろう。
じゃー書類もらってきたら
申し込みの受付をすればいいでは
ないか。![]()
前に話したことなんて覚えてないし、
そこで私が役立たずだったからって、
今なんか関係あんの?
「戻ってきたら一緒に窓口
出てもらわなくちゃね」
は?なんで?
上司もそれでいいような顔をしている。
さーっぱり分からない。
以前対応した時の印象を
話しているうちにおじさん2人
戻ってきた。
仕方なく同僚女史と一緒に窓口にでる。
おじさん、
「あー」
と言って私を見てにっこりする。
結局、某公的施設でも
「申し込みをするのに必要な書類」は
出なかった。
要件を満たさないそうだ。
それで、また別の施設に、なんとか
必要な書類を出してもらうことが
できないか、相談しに行くことになった。
「戻ってきたらまた対応するわ」
と同僚女史。
あたしは業者さん達に送るリストの
続きを作り、ようやく送り終える。
もう退勤時間すんでるじゃないか。
あー今日は駅裏の激安スーパーで
買い物して帰るはずだったのになあー。
買い物してたら汽車に遅れてしまう。
遅れたら、しばらく帰れない。
あーあ。
同僚女史は、もう一人の同僚と
いまの来客について話し込んでいる。
いちおう断って帰ろう。
「あのー…あたし、帰りますね」
同僚女史。
「あら。まだ居たの?
業者さんにリスト送ってたの。
今日、忙しかったの?」
ざけんなってんだ![]()
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。
ヒトフサニワゼキショウ。アヤメ科である。雑草とはとても思えないシュッとした端正な姿に美しい色。大好きな推し花の一つである。今の家の庭に他の雑草に埋もれそうになって一株だけ見つけた。家帰ってせめてこれとグラジオラスたちを見て気を静めようと思ったら、ご近所さんがご厚意でその辺一体の草刈りをしてくださっていた
。写真は前の家近くに咲いていたヒトフサニワゼキショウ。

