いつもの体操サークルなんですが…

コロナが5類に移行してから

サークルで使う会場が

いろんなイベントに使われる。

 

解放されて

ここを先途と

まるでそれまでのブランクを

取り返すかのように

スケジュールに盛り込まれた

イベントで、

私達の使える回数は

今年はめっきり減ってしまった。

 

1か月ぶりのサークル。

この間降った雪が寒波で凍り

みちがつるつる。

渋滞に巻き込まれ遅れてしまった。

 

寒いわよ~

 

今日集まったメンバーは6人。

先生と、輪を作って、

美容室をやっている

体操着もヘアスタイルも

ヘアカラーもとっても素敵な

(アラセブンの)マダムの

お話を聞いている。

 

「きれいな色ですねー…」

「これ、マニキュアなんですよ。」

「へえー…」

 

感心したり談笑したり。

泡食って着替えて

いつものTシャツとジャージで

更衣室から出てきた。

 

と…

皆さんで作っている

談笑の輪の一部分が欠けているのだ。

 

いいのかな…

 

そろそろっとその欠けているところに

嵌まってみる。

 

「こんばんはー。渋滞?」

 

と自然に話しかけてくれる人。

 

「そうなんです。

●●までは流れてたんですけど」

 

ああ、やっぱり私の場所だったんだ。

 

「髪の色素敵ですねぇー」

 

誰かが美容室マダムに言う。

 

「これ(マニキュア)、結構長持ちするのよ」

 

「つやつやしてる」

 

ひとしきりマダムの髪を褒めると、

先生が、

 

「さあ始めますよ!」

 

みなさん、整列、というか

ぶつからないように広まる。

 

こういう場所って大事ですね。

ごく自然に輪の中に入れてくれる場所。

繋がりが緩いからだろうか。

マダムは一足先に帰る。

 

「じゃ、お疲れ様」

 

とマダムが手を振る。

ショート丈のコートがよく似合う。

 

みんな、

 

「お疲れ様」

「お気をつけて」

「また今度」

 

かっちりした、しかもおしゃれな

後ろ姿がきびきび動いて

ドアの向こうに消えた。

 

先生の掛け声に合わせながら

(ていうか合わせてるつもりで照れ

腹筋したり腹式呼吸したり

しながら

 

こういう場所って大事だなあ。

 

なんてまた思ったりする。

こんな、光が、あたたかな光が差したような。