英名ポットマリーゴールド、

日本名キンセンカ。

(街路樹なんかと一緒に植わっている、

マリーゴールドは別物だそう。)

カレンデュラ(Calendula)はラテン語

なんである。

学名に使われていて、

この名前で呼ぶのは

マリーゴールドと同じくらい

多いんじゃないかと思う。

 

このキク科の花、

薬効がすごいと聞いていて、

ずっとこの花の講習を

受けたかったのだけど

日程が合わないで

何度か受けそこなっていた。。

 
淡路島の在来種むらじ。先生がお取り寄せしてくださった。

 

今回、カレンデュラオイルを使った

バーム(オイルを固形化したもの、

だそうだ)を作ると言う事で

いつものアロマの先生のとこの

講習会に参加した。

 

やっぱり、薬効すごかったラブ

肌トラブルや

胃や口の粘膜保護、

口臭予防、

ルティン含有で眼にもいい。

 

キク科の植物って、

ヤロウなんかもそうだけれど、

薬効あらたかなものが多いよね。

ヨモギなんかもキク科だ。

 

左の小皿に載っているのは先生お手製の晩白柚のピール。甘酸っぱくて美味しいのだ照れ
 

外国ではエディブルフラワーとしても

用いられるそう。

オマケに

寒さに強いみたいで、

私の住む地方でも育てるのが可能

らしい。

花もきれいだしラブ

 

今回使用したのは

カレンデュラの抽出油(インフューズドオイル)。

植物油に花弁を2~3週間浸し、

濾して保存したものだそう。

植物油はごま油でも

オリーブオイルでも

ひまわり油でもいいらしい。

ヒマワリ油は癖が無くて

比較的安価だそうだ。

先生が今回用いたのは、ファーナス油。

傷みにくいオイルなんだそう。

 

それにしても。

植物からその恵みというか、効力を

抽出する方法って、

どれだけあるんだろう。

それだけ人が植物の力を欲して

研究したっていうことだよね照れ

 

水蒸気蒸留法、圧搾法、

有機溶剤抽出法なんかは

精油を取り出す

割と聞いたことのある

方法だ。

ウォッカなどアルコールに

芳香物質の含まれる

部位を漬け込む

ティンクチャーなんかは

その辺の花で手軽に出来る。

 

植物油に漬け込むっていう

方法もあるんだびっくり

さらに、植物油を湯銭して

温めた中に浸し、

濾して保存っていう方法もあるそうだ。

出来たものは

どちらもインフューズドオイル

というけれど、

日本語にすると漬け込んだだけの方を「浸出油」、

湯銭した方は「温出油」と呼び分けているみたいだ。

 

作るクラフトによって、

適した方法を

選んでいくんだなきっと照れ

 

漬け込み中と濾過後。ホントに、ゴールドである。きれい~ラブ
 
カレンデュラに、これと言って
香りは無いんである。
まあ、
フツーの植物の葉っぱとかの匂い、
かな。
えー…アロマテラピーに
そんなの使うの?
って思っていたら先生が、
 
「だから他の香りを邪魔せずに
薬効を活用することができます」
 
と教えてくれた。
なるほど!
香りが無いって、
薬効あらたかな植物だと
他の香りの邪魔をしないっていう
長所になるんだびっくり
発想の転換だ。
ぜんぜん気づかなかった。
 
 

上:カレンデュラオイルにみつろうを入れ、温めて溶かしているところ。溶けたら容器に移す。

下:右上がバームを入れる容器。容器に移したら精油をいれ、混ぜる。だんだんゆるーい固体ができてくる。

 

好きな精油を垂らす。

私は今回は、大好きなゼラニウム、

やっぱり薬効があるスパイクラベンダー

先生が桜の香りをイメージしてブレンドした

精油を入れた。

 

いい香り!ラブラブラブ

(今回はうまくいった照れ

 

これを夜、手に塗ってから寝る。

香りに包まれて眠り、

朝起きたらいつもは皺が浮いてる

手の甲がしっとり。

まことに気分がよろしい。

こんどは

安眠効果のある精油なんか混ぜたら、

(オレンジスイートなど)いいかもラブラブ