先日、同じタイトルで某所を
ご紹介しましたが。
まだあった。
湖畔の高台に建つ博物館所有の
野草園近く、湖畔へ降りる通路から、
湖と海が見えた。
湖畔の植物を観察するイベント
というのが今月からはじまり、
参加した。
参加人数がいつにもまして多かった。
写真を撮りながら歩くもんだから
集団から少し遅れ、
引率の学芸員さんから離れてしまった。
何か説明している。
あんまり聞こえない。
近くの女の子が、
ダンスの振りをおさらいし始める。
カンケーないことすんなら来るな
と
ちょっとイライラし始めた時、
「あらー 今日、海荒れてるわぁ」
と後ろからのーんびりした声。
ええっ 海ぃ
？
ここからも海が見えるのか。
下に見えるのは青々した湖だけだ。
もっと向こうへ目を凝らす。
あれ？見える。
白波が立っているのも、
はっきり見える。
薄い水色が遠くへ行くほど
乳白色になって行って、
水平線に溶け込んだように、
海と空との境界が消える。
わあ。きれい…
え～写真がヘタクソで、あんまりよく写っていないですね。木の間に見えているのが湖で、向こう岸、さらにその上に、薄い水色の帯がございましょ？あれが海です。肉眼だと、波が見えたし、水平線との間があいまいになっていた感じなんだけど。
湖の向こうに海が見え、
車で下ればほんの何分かで
繁華街を通る川が現れる。
河口近くの川は、きらきら光る
海にそそぐ。
ああなんて美しいまちだ。
これで風がもうちょっと穏やかで
うすら寒くなかったらなあ。
海と湖が一緒に観られるなんて、
贅沢じゃなかろうか。
土地の人は、気づいてるのかな
。
折角草花を見てきたので、
植物の写真そのたをちょっと。
例年だと
桜の見ごろからこの観察会は
はじまるんだけど、
昨年今年はエゾヤマザクラは
もうほぼほぼ終わっちゃっていた。
八重桜が満開だった。
（けど撮るの忘れた）
上：紫華鬘。毒あるそうです。エゾエンゴサクの仲間。これも紫きれいですねえ。一体どこが華鬘に似ているのだろう。下：エゾエンゴサク。まだ残ってたー大好き
色が綺麗ですよね。スプリング・エフェメラルだ。
オオウバユリ。1年2年じゃ咲かないそうだ。これは、咲くのかなー。まだ膝くらいだったけど、花が咲くのは人の背丈より大きくなって、白い、ラッパみたいな花を咲かせる、女王様みたいに威厳があって、天使のように神々しい。
えぞしか。その辺の叢で休んでいた。人が通っても逃げやしねー。どこ吹く風って、のーんびり座ってるもんなあ。この辺にも見たい植物があったらしいけど、彼らのお陰で観られなかった。４頭いたそうだ。
