あなたの好きな人のタイプは?

 

好きな人…

ちょっとハードル落とそう。

傍にいてイラつかない人

というのはどうだろう。

 

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そらー誰だって
優しい人
っていうのは好きですよ。
でもそれはその人の一面で、
優しい人は、自分の「おふくろ」には
もっと優しい人だったり
自分がこれだけ優しいんだから、
って、
相手にも優しさや寄り添いを
強要する人だったりするかも
知れない。
自分の尺度が正しくて、
その尺度の範囲内に居る人には
優しくて、
範囲からずれる事を
認めない人かも知れない。
 
以前、私の人生のどこかで
ある大切な人が
病死ともみなされない、
事故ではない亡くなり方をした。
 
その少しあと、
私はある人の部屋で落語を聴いていた。
「死神」※
が流れてきた。
 
最初の方で、
「豆腐の角にアタマぶつけて死のうとした」
「死にたい」
なんて「自分で自分を殺す」言葉が
連発される。
私はきっと疲れていたんだろう、
我慢できなくなってとうとう
その人に
 
「その落語やめて。別のにして」
 
と言ってしまった。
その人は止めてくれたけど、
 
気にし過ぎじゃないの?
これからライブとか聴きに行って、
この落語掛ける噺家がいたら、
どうするの?」
 
と言った。私は、
外に出るよ。それでいいじゃない。
と答えた。
 
気にしすぎ」…
それはアナタにとって、だ。
私が辛いと言ったら、辛いのだ。
その辛さは気にし過ぎだから
我慢しなさいとか
間違いだとか、
気にしないように
しなさいとか言われて、
できるもんだろうか?
 
我慢は、できるんだろう。
でもその我慢を強いた人には
醒めるよね。
あたしが部屋を出て行けば
良かっただけなんだけど。
 
こういう時、
「あ、気になっちゃったんだね。
気が付かなかったよ」
だとか、私がそれによって辛い気分に
なったことを、否定しない人がいいな照れ
 
「らくだ」を掛ける烏丸亭輝子師匠。
 
※死神あらすじ
金儲けの下手な男が女房に追い出され
いっそ死にたい、
と思って歩いていると、死神に声を
掛けられる。
おまえは未だ死ぬ運命にないよ
いい儲け方を教えてやろう、医者になれ
病人の寝ている部屋に通されて
死神が病人の布団の足元に座っていたら
或る呪文を唱えれば死神は消え、
その病人は治る、
ただし頭の方へ座っていたら何をやっても
治らない。
死神は「或る呪文」を教え、消えてしまう。
医者の看板をあげた男は
大店の主人が病で寝ている部屋へ通され、
死神が足元に居るのを見て呪文を唱える。
主人は命を取り留め、男は大儲け。
そんなことが何度も続き
男は名医で金持ちになるが、
或る時から死神が枕元にばかり
座っている。
自然ヤブ医者の評判が立って
商売がうまくいかなくなってきた。
一計を案じた男、
枕元にいる死神を退散
させることが出来、大金も手にする。
ところが追い払った死神は、
男に呪文を教えた死神だった。
死神は男を、沢山の
蝋燭が燃えている穴倉へ
連れて行き、
これは人の寿命だと言う。
男の蝋燭は、死ぬはずの大店の主人を
治したせいで風前のともしび。
命乞いをする男に死神は新しいろうそくを
渡し、
これに火を継ぐことが出来たら生かしてやる
という。
男は震える手で消えそうな蝋燭の火を
新しい蝋燭に継ごうとし…
 
まあ大体、さいごは噺家さんが
バタっと前のめりに倒れて終わるのですが。
(継ぎ足しに成功する結末もあり)