書いたり言ったりすると実現するって

ホントにあるのかも知れない。

 

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30年近く使っていたお鍋の把手が壊れた。

壊れ方がすごかった。

持ち上げた途端、根本の金具以外の把手が

ガラガラっと

粉々に崩れ落ちたのだ。

(トシがバレるが-

それはほんとに、メリーベルがこの世から

消える時のようにサラっと砕け散った)

ちょっと重たいけど、

使い勝手がよくて手放したくなかった。

メーカーのHPを見たら把手はあったが、

送料を考えたらそのへんのホームセンターで

鍋1つ買った方が安上がりだ

でもなー…手放したくないなー…キョロキョロ

 

そんな話を、同じ通勤の汽車に乗っている

近所の奥さんと、たまたま一緒になった

彼女の知り合いに話した。

知り合いさん

「メーカーどこですか?」

「○○です」

知り合いさん

「あー…そのメーカーのお鍋、

私も使っていますよ。姉がそこに勤めていて、

把手の代金だけ支払ってくれれば

持ってきます」

 

うわーなんたる偶然びっくりびっくりびっくり

こんなことってあるんだねえ。

近所の奥さんと偶然の不思議さをしばし

語り合った。

 

これに似たことが、あったのだ。

団地の親しい女子たちが集まった。

女子っていってもアラカン女子だ。

夫の年齢もだいたい近い。

自然と話は夫定年後の身の振り方になる。

 

烏丸さんどうするの?

 

と言われて、

 

うちはどこか賃貸を探そうと思う、

子供いないから

住む場所を相続財産にしたくなくてね、

札幌なんかだと財産になるけど、

この町じゃ、不動産売れないらしいから

残った人に手間かけさせちゃう。

 

どのへんに住みたいの?

と一人が尋ねてくる。

町の名前を言うと、

 

あら、うちの実家、その町にあるけど、

今空いてるの。

母は亡くなって、父が2年前に施設に

入っちゃったのよ。

ちょっと見に来ない?

 

へへ!?びっくりびっくりびっくり

 

言ってはみるものって、ホントだなあ。

しかも一軒家。

住んでくれるだけでいいのよって、

車庫、物置、畑付きで、

破格の安値を提示してきた。

 

ひゃーっ!!!びっくりびっくりびっくりびっくりびっくり

住めるの?一軒家。

私昨年ブログに書いたのだ。

いっぺん一軒家に住んでみたかったな

って。

 

彼女のご実家は、古い二階建て。

近くに白いハマナス(ラブラブラブ)があり、

高く、太い幹のトドマツもある。

家の前にはバラに似た花が咲き、

近くにスズランも咲くと言う。

最近行った時には、ひばりが鳴き、

車庫の入り口に猫がお行儀よく座っていた。

(すぐ逃げちゃったけど)

 

ああ、いいなあ。

考えただけでワクワクする。

こんなことって、あるんですね。

1年後に、こんなことになってるなんて。

口にしていれば、きっと何かいいことある。

人生、行動だぁー照れ

 

次はね、甥っ子に勧め

られたパソコン買って、またこういうの作りたいの。