引退を考えた瞬間

 

引退てか…

今の職場辞めたくなる。

もう少し先の事がはっきりすれば

いえ私の望み通りに

はっきりすれば、

辞めてもいいのだけれど。

 

ここ数カ月で、

還暦を迎えたキラキラ

アラカンじゃなく、カンである。

昔は55歳定年とかあったのに

還暦を迎えた日の

次の日も、

変わらず仕事行って

代わり映えしない仕事して

帰って来る。

適当にヒマだ。

こんなこと、10代の頃に

考えただろうか。

その頃はやっぱり疲れとか、

衰えとか、知らなかったなあ。

将来どうなるんだろうっていう

不安はあったけれど。

 

こんなに体がだるくて

痛くなるもんだとは、

思わなかった。

何事億劫になるし。

気力もなあ…

ちょっとしたことで、

ホントに穴でもあいてる

風船みたいに萎んでいくのだ。

 

好きな仕事を、生きてる間

ずーっとやっていけたらなあ

 

そんな事を考えていた。

そのうち家庭に入ったら、

マトモに正社員の仕事には

ありつけなくなった。

好きな仕事なんて言ってる場合じゃ

なくなった。

次更新になるかしらと

更新時期になるとヤキモキして、

夫の仕事の関係で転居にともない退職し、

次仕事見つかるかしらと

不安を抱えて職安に通い、

時々失業給付金もらって、

交通費もらいながら

職業訓練受けた。

 

ほそぼそと、

ほんとによく(非正規ばっかり)

繋がったなあっていうのと、

まだ外出て働かなくちゃダメって

世の中どうなっとんじゃむかっ

と両方思う。

どのへんにゴールあんの?

70歳?

あたしの父は古希を迎えず死んだわよ?

 

若い頃はよくもまあ

ずーっと働きたいなんて

思ったもんだ。

若かったんだなあ。

 

ヘンな見栄とか恥ずかしさも

出てきたのかなキョロキョロ

同じ土俵に立ちたくない人が増えた

ような気がする。

だからスルー、って

いいことなんだか

悪い事なんだか。

 

最近は「辞めたい病」が

重篤な状態である。

辞めてぇなあ…

でもなあ。

職安の相談員さんの

深くて心凍り付く言葉

 

「転職なさっても転職先が

今の職場よりアナタにとって良い環境だという

保証はありませんよ

 

これ思い出すと、辞めにくいよなあ。

的を射てるっていうかさ。

刺さったよなあ。

 

…人生ってこんなモヤモヤしたもん

なのかなあ。

 

愚痴ばっか書いてゴメンなさい。

 

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