最近撮った写真は

イヌホオズキだ。

 

今年はなぜかイヌホオズキにハマった。

いっつもは電信柱のたもと、ていうか

根本のあたりにひっそり佇んでるのに、

近所のスーパーの向かいにある

草ぼうぼうの空き地に、

力強くも堂々と繁茂し、

オマケに鈴なりに実をつけていた。

ありゃーカワイイとか慎ましい、という

感じじゃない。

ホントはイヌホオズキの

慎ましーい感じが好きなのだが。

花も実も俯いて、

大きくても

全長50センチくらいだ。

花なんてナス科~って感じの

清楚で控えめな感じ。

実はあんまりホオズキには

似てないですよね、

あちらは朱色だし。

でも、丸くって小っちゃくって

カワイイ照れ

小さいのに、花も実も揃ってて、

(しかも実なんて熟れる前は緑よラブ

あんまり広がらないし。

 

それがこんなになってた。

(これじゃあんまり分かりませんね)

左右に茎をのびのびーっとのばし、

じゃらじゃらっと実をつけている。

思わず写真撮りたくなって

草ぼうぼうの空き地に足を踏み入れ

2枚撮る。

1枚はピンボケたので削除。

そーんな短い間に

右手を3か所も食われたむかっむかっむかっ

蚊かな?

こんな季節に?

暖かいからまだ居るのかな?

あんな草ぼうぼうの空き地に

入って来る奇特なヒトもいないから

アラカンのババアでも

何でもよかったに違いないむかっ

 

痒いのであるえーん

 

植物の名にイヌがつくのは

人間にとって役に立つ植物に

似てるけど、

役に立たないっていうことらしい。

ホオズキには似てないのに。

でもたしかにソラニンっていう毒があって

食べられません。

イヌホオズキには

何種類かあるらしいですけど、

見分けるのは難しいそうです照れ

 

私は眺めてるだけでカワイイけどね。

やっぱり雑草なんだらしい。

カワイイんだけど。

別名バカナス。

可哀想すぎない?

繁殖力旺盛だから駆除が大変。

…駆除しちゃうんだ。

美味しそうだけど食べられないから

花言葉は「嘘つき」。

 

人間て、勝手ね。

あのこれって、エゾナミキソウ?ナミキソウ?エゾナミキソウなら絶滅危惧Ⅱ類(VU)である。(絶滅の危機が増大している種)
そんな貴重な花があのスーパーの車庫前の叢にひっそりイネ科の雑草に見え隠れして花をつけているのであった。そんなことがあっていいものかー。
彼女シソ科だそうで、シソ科も結構多いんだなあ。
 

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