アロマの先生から
講座の案内が届いた。
「今回は、ローズ様の講座です」
わぁ!ローズさま![]()
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精油に接する前から心浮き立つわたくし。
多分アロマの講座に参加してる人は
誰も、
バラに「様」付けしてるわ、なにこれ?
とは言わないと思う。
あたしは白いハマナスでさえ
(たとえその辺に咲く花であっても)
その気品ある香りと希少性から
「白ハマナスさま」
とお呼びしている![]()
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白ハマナスのチンキ。ウォッカに漬けたばかり。お呼びしている割には瓶の蓋が落剥激しいが
すっげーいい香りでございます。
それほどローズは
姿かたち美しく、
香り高く人を魅了せずにはおかず
(それでもやっぱり「これ苦手」って言う人はいるそう)
精油もこれまた素晴らしい香り、
効能あらたか、
んでもって希少価値で高価![]()
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1滴400円は致します。
(アロマテラピーの1滴って0.05㎖
)
ローズは5000万年以上も前から
地球に居るそうです。
ヒマラヤとかの海抜2000~4000メートルの
高地に居たんだそうだ。
(でもその頃は今よりその辺は暖かかった
)
それが年を経てインドへ、ペルシャヘと広がって
いったそう。
メモ書いてあるように、こーんなあでやかだけど、人が作ったんじゃなく、原種だそうです。(ロサ・ケンティフォリア:ヨーロッパ原産)
日本にも原種があって、ノイバラやハマナスなんて
よく見かけますね。
野茨は白、ハマナスは赤紫とやっぱり白。
蕾がピンクなのが初々しくもかわいらしい。
花びらが落ちた白ハマナスの上、開きかけた蕾はピンク![]()
どちらもすごい生命力で、
友人の家の庭に勝手に咲いてた
ノイバラを
あらーかわいらしい![]()
って育つままにして置いたら、
ご近所さんから
「お宅…その花あるの?
たーいへんよぉ?
」
と言われたそう。
こんな可愛いのがなんで?って
思ってたら、どんどん繁茂して
自分の背丈より高くなり、
今じゃ切っても切ってもすぐワサワサになり、
剪定が追いつかないそう。
ハマナスも強い。
セイタカアワダチソウにも負けず、
その辺のイネ科の雑草にも負けず
毎年咲いて香って実をカラスに食わせている。
アロマの先生の話によると、
原種って、香りがよくて強いんだそうだ。
原種は、受粉だの交配だのって、
人の手を借りずに子孫を残さなくちゃならない。
だから、雨風その他の敵から実を守るために強く、
虫を引き寄せるために強烈にいい香りを放って
受粉しなきゃならないのだ。
やっぱり、
強さと美しさは同義なのだなあと
ちょっと感激する。
(鴻蔵てる様みたいね
*)
さて。
アロマテラピーで使うローズって
ヨーロッパ由来の
ロサ・アルバ
ロサ・ケンティフォリア
ロサ・ダマスケナ
3種類なんだそうだ。
ロサ・アルバは嗅いだことあって、
すっごくいい香りだった。
なんていうか、
華やかで気品があって
瑞々しい感じ![]()
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(あんまり伝わりませんが)
そして、若々しい感じがした。
美しくて健康で明るく高貴な感じの、
絵で言えばこんな感じかなあ。
(美人かどうか、健康で明るく高貴かどうかは
人さまの審美眼はそれぞれですが…)
ルクレツィア・ボルジアの肖像
香りも姿もいいだけでなく、精油は
お肌やメンタル面にもいい影響が
あるんだそう。
アンチエイジングや肌の引き締めに
いいらしいですよ![]()
緊張をほぐす効果も期待されてるみたいですし。
わたくしも、講座中嗅いでいるだけで
なーんだか気分が明るくなって
笑顔が多かった気がします。
(気のせいかなあ?)
そんな効能があったせいか、、
クレオパトラが自室にバラの花びらを
敷き詰めたとか、
ローマ帝国の悪名高き5代皇帝ネロは、
天井から薔薇の花びらを降らせたとか、
華麗で豪奢で贅沢なエピソードには事欠かない
花でございます。
聖母マリアの花とも言われてますし、
アラビアンナイトにも、「薔薇水」が
よく出てきますね![]()
ローズは香りの女王と呼ばれて
いるそう。
(ちなみに「香りの王」はジャスミンだそうです)
植物は、生きのびるために
いろんな戦略を持っている。
その中でもバラは、
生きのびるために美しくなる、
という戦略を選んだみたい。
なーんて素敵なの
。
花を支える茎や葉や根やどこかで
歯を食いしばって芳香物質作っているのかも
知れない。
そんな苦労をおくびにも出さず
花は美しく、馥郁たる香りを漂わす。
まさしくローズ女王陛下だわぁ、![]()
とうっとり感動したのであった
。
真ん中の「オイル」って、「ローズヒップオイル」。お肌にすっごくいいらしい。目の下のたるみ、ほうれい線、シミなんかに訊くんですって![]()
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。あたくしも、もうトシだからとか言わずにオイル塗ってローズ様の100分の1でもいいから美しくなる努力しなくちゃって思った。
*鴻蔵てる様
おつじ作『いびってこない義母と義姉』の義母。夫が他に産ませた庶子美冶を、美冶の母逝去をきっかけに引き取り養育している。その凛とした美しさ、名家の奥方たる重圧に耐える強さは周囲の憧れの的。
https://comic.pixiv.net/works/7048





