気に入っているアドラー心理学の実践がいくつかあって、
そのうちの一つが“よかったと言ってみる”というもの。
実践するうえで最初に出会い最後まで難関なのが自分の感情についてなんだけど、
この“よかったと言ってみる”は効果がすごいのです。
例えば、、、
娘が生意気な口をきいて反発してきた。
なにその言い方!とカチンとくる。
「よかった」と言ってみる。
すると不思議と、
娘も成長したんだなぁ
あ、これ以上踏み込まないで、と教えてくれてるんだな
そうそう、私は娘と喧嘩したいわけじゃないからね
なんて文言がするするっと出てくるんです。
そしていつの間にカチンときた感情は落ち着いている。。。
嘘っぽいですよね。笑
わたしもそんなことあるかなぁって思ってたんですけど、ほんとなんです。
先日つちうらとつくばの今年最後の会が開催されたのですが、わたしはどちらも家の都合と体調不良で参加できませんでした。
でもとりあえず、
「よかった」と。
すると、
自分が急遽行けなくなってもちゃんとグループが成立できることがありがたいな
パセージを大切に思う仲間が増えてよかったな
なんてことがするすると心にやってきました。
これいったいどっからやってきたの?
自分の中からです。
でもじゃあ、よかったって言うまでどこに隠れてたんだろう・・・、
不思議ですよね。
後から聴いたら、つちうらの会では今年パセージを受講されたメンバーさんが初めての進行役を引き受けてくださったそう。
そして事例を出してくれたメンバーさんからは、
『正の注目と、話を聴く姿勢を改めて確認して、今年最後にまた勇気をいただくことができました。一章、二章がやっぱり大事とまた初心に戻りました。』
そんな感想をいただきました。
やっぱり自分が参加できたかどうかなんてちっぽけなこと。
ていうか自分がどうだったかを考えてる限りやっぱり不幸になりますね。
よかったと呟いてみたらそんなことすっかり吹き飛んで、心は静かな感謝と喜びでいっぱいになりました。
(よかったよかった)
「よかった」と言ってみることって、
“自分にとってどうだったか”からほんの少し世界を広げて、相手や全体にとってよかったことと自分もそれを喜べる部分を探る(そして必ず見つかる)システムを立ち上げるスイッチなのかもしれませんね。
アドラー心理学を一緒に学びませんか?(新年一月の予定も掲載されています!)
お休みしたのは家族みんなで風邪を引いたからなんですが、
自分が回復してみると、ある嗅覚がまったく消えていることに気がつきました。
中でも珈琲の香りが全然しないんです。一切。ゼロ。ほんとにしない。
コーヒー大好きなのにーーーーーーー、ショック・・・・・!!!
でも言ってみました。
「よかった」
・・・
これカフェイン依存から抜けるチャンスかも・・・
カフェイン依存から抜けたらすごいお金が浮くかも。
コーヒーのお供もいらなくなるから(特にチョコ)痩せるかも!
悪くないじゃん?
ちょっとワクワクしてきました。
わたし単純なのかな。笑
嗅覚がこのままでも戻っても、どっちでも幸せ。
「よかった」
は、どうあっても幸せでいられる最強の言葉です。
みなさんがよかったことがいっぱいの幸せな12月を過ごせますように。