先週はつくばフォロー会もありました。
こちらは小学生のお母さんたちが中心のグループです。
思春期のお子さんとのエピソードを話し合いました。
話し合いの中でも、また自分の生活を振り返ってみても、改めて思うのは相手の行動をつくっているのはいつも自分なんだということです。
もちろん相手には相手の主体性があるのでわたしの影響因100%ではありません。
でも関係性の循環の中ではお互いが相手からの影響を受け、自分の次の行動を決めているものです。
相手の行動は自分の気に入るものばかりではないし、時にはがっかりしたり許せないことだったりもします。
それでも。
そこからどうするか、自分のターンは自分で決めることができます。
いつでもそこから新しい物語が始めることができるんです。
起点になるのはいつもわたしです。
で、結構大事だと思うことが2つあって、
ひとつは、それでもその後相手がどうするかはやっぱりわからないものだということ。
例えば、喧嘩になりそうなときに戦いから降りて、
感情を落ち着けて相手に信頼尊敬感謝を思い直し、
相手に居場所があるよう対応したとしても、
それで相手が(自分にとって)好ましい反応をするとは限らないということです。
もうひとつは、時には戦いから降りられない・失敗してしまったなど、自分がいい対応ができないこともあります。
そういう時はくよくよしないことです。
くよくよするより気づいたところから立て直せるほうがいいし、
どんなときも、相手にも自分にも同じだけの価値があるということは忘れないでいたいですね。
自他への支配や期待を完全に手放せたところに、
ほんとうの勇気だったり、
ほんとうの誠実さがあるのではないかなぁと思っています。
アドラー心理学を一緒に学びませんか?
相手は自分の鏡だ、とよくいうけど、
ほんとそうだなと思いますね。
鏡の姿を変えようとして鏡にあれこれ手を加えても、
また別の鏡を見れば変わらない自分が写っています。
みなさんが、元気で、笑顔でいられますように。