こんにちは。『アドラーの森つちうら・つくば』です。
先日はつくばで6人のメンバーが集まりフォロー会をしました。
アドラー心理学は本では学べない、一人では学べないと言います。
ほんとにそうです。
それは一つには、
一人で本や動画や講座などで学ぶとき、
そこでは話さないから
ということがあるとわたしは思っています。
話すということは、自分から出すということです。
考えにもなっていなかった妄想世界から、
自分の認知を俎上に載せるということです。
そこで初めて、わたしは自分のしていることや考えや目的地というものを知り、
眺めることができます。
あぁ、わたしってこんなことが嫌だったんだ。
こんなことしてほしかったんだ。
こんな状態を目指してたんだ。
話を聴いてもらうと、外側からではなく内側から、新しい世界が立ち上がってくることがあります。
これは一人で妄想世界をぐるぐる回っているだけだとなかなかたどり着けない場所。
でも、ちゃんと話を聴いてもらうとどんな人でも踏み出すことができる場所です。
アドラーの森つちうら・つくばには、アドラーを全く知らない人も、
どんな話も安心して話せる場所があります。
上手に話せなくても大丈夫。
いちど、ここで話してみませんか?
この日、ふと思い出した野田先生の言葉。
「子どもって、親が育てたように育つんです」
こういう、ぐさーっと刺さりながら笑っちゃうような、
身も蓋もないなぁって脱力するような、
でもやっぱりそこから歩いてくしかないなっていう勇気をもらえるような。
そんな言葉をたくさんもらったなぁ。
わたしは野田先生から直接学べたのは10年にも満たないけど、
それでもこうして先生の表情や語り口、声の調子がありありと浮かぶ宝物のような記憶はいくつもあります。
それはもう、増えないんだなと思うと、
ときどき無性に寂しくなりますね。
あぁ、、ちょうどお彼岸だからかなぁ。
夕暮れ時の霞ヶ浦
みなさんが日々安心と穏やかさに包まれますように。