3月10日の東京大空襲と、

 

3月11日の東日本大震災。

 

この二日間は重苦しくわたしにのしかかり、心が痛みます。

 

 

漫然と生きていると、

 

たくさんのことを当たり前だと思って受け取り、

 

小さな不満を殊更にとりたてて、

 

誰かのことを攻撃したくなったりします。

 

 

 

でも、この一日一日は彼らのどんなにか生きたかった日々だろうか。

 

そう思うと、

 

『疲れた』

 

この一言もどれほどありがたいことなのかに気がつきます。

 

 

 

ある日突然普通の暮らしから引き裂かれた人たちの悲しみに対して、

 

わたしに何ができるだろう?

 

今日からまたこの問いを抱えながら、

 

与えられた時間を決して当たり前と思わず、感謝して大切に暮らします。

 

ご縁をいただいた人たちと優しくつながり、

 

そしてそれを子どもたちに伝えていきます。

 

もしわたしが来年の今日を迎えることができたら、

 

また同じことを自分に問い、同じことを誓います。

 

 

 

 

皆さんが優しさと穏やかさに溢れた日々を過ごせますように。