こんにちは。『アドラーつちうら・つくば』です。
アドラーはこの世界から戦争をなくすことを願っていました。
日本で“戦争”というと、第二次世界大戦が最後の戦争だし、
もしくは日本のマスコミが流す戦争だけがどこかの国で起きていると思いがちですが、
残念なことに世界のもっとたくさんの地域で、絶え間なく、ずーーーっと戦争・紛争は起き続けています。
この世の中が童話や漫画のようにシンプルでわかりやすかったらいいんですが、
実際はそうではありませんね。
わたしたちはいい人は誰で、悪い人はだれか、を決めたがります。
楽だからですね。
それを決めると悪い(と決めた)人を非難したりいい(と決めた)人を擁護するだけで済んで、
それ以上のことを考えたり、行動しなくて済むからです。
それをわかりやすくずっとやってるのが、マスコミです。
わたしはいつも注意しています。
誰かを悪しざまに罵って分断を促し、不安を煽り、
社会や国や政治家のせいであなたは被害を被っていると責任を転嫁させ、
不満を他人事のように語るのを良しとするささやきに。
もしこれが悪いのだ、というものがあるとすれば、
それは関係です。
こちらとあちらのどちらにも真理はあって、どちらも“自分にとっては正しいこと”なんです。
幸い、関係の責任の半分はこちらにあります。
だからどんな相手とも、
わたしは勝ち負けの関係に乗っからず、共存する道を模索し続けたいのです。
(共存≠仲良くする、なので、袂を分つことも共存の一つの道だと考えます)
アドラーはこの世界から戦争をなくすことを願っていました。
世界情勢を見ていると、戦争屋さんは利益のためにずっと同じパターンの動きをし続けているなと思います。
今話題になっている地域のことも、
報道では見えてこないもの・見せない意図が、あると思っています。
彼らは彼らのやり方をやっていくんだろうし、それを止めることはできないけど、
わたしたちにできることはたくさんある!と思います。
そこには乗っかりませんとNOをいうことはできるし、
そのために調べようと思えばいろんなことを知ることができる環境が、まだあることがありがたいですね。(情報は玉石混交ですが)
そしてなにより、
日常で自分が相手を支配したり勝とうとしてタテの関係に立とうとする戦争の火種、
これを見つけ、見つけたら戦争をやめる決心をしてヨコの関係に立つことはできます。
自分にとってものっっっそい嫌な相手であればあるほど、それは楽な道ではありません。
でもわたしにとってアドラー心理学を学ぶというのは、
そんな楽でない道を幸せに歩いていくということです。
そしてそんな幸せな仲間をつくっていくということです。
一緒にアドラー心理学を学びませんか?
このところ麗らかな日が続いていて、
梅のつぼみがほころび始めています。
たまに心が疲れていたりささくれだっているなと感じたときは、
お花を見て癒されています。
今年もこうして咲いてくれて、ほんとうにうれしい
みなさんの健やかで幸せな日々を願っています