会社で使っているスペーシアなんですが
突然警告灯が点いた
けどとりあえずは走れる
点いたのはミッションの警告灯・・・
そういえば
最近加速に違和感があったんだよね
診断結果は
セカンダリ圧センサー系の異常
ネットで調べたらこのトラブル多いみたい
しかも修理となるとセンサー単品の供給がないらしく
バルブボディASSY交換
ところが
センサー単品販売している所があるらしい
早速問い合わせをしてみると
快く取り引きを承諾していだき
センサーのみで交換できる事になりました
あとついでに
この車にはCVTフィルターが付いており
そちらもメーカーでの供給はないので
今回お取引していただく車屋さんで販売しているで
この際なので一緒に取り寄せ
その他必要な
オイルパンガスケットをスズキに注文ついでに
バルブボディいくらするんだろうと見積もりしてみると・・・
お値段は11万
更に左上に気なる物体が・・・
もしかしてこれって圧力センサーでは
聞いたら最近供給が始まった部品らしいです
取り寄せていないので圧力センサーなのか未確認ですが
もしかしたら次からはスズキから取り寄せ出来るかもですね
それでは修理開始
まずはオイルを抜いてオイルパンを外していくのですが
オイルを抜いている間に
バルブボディのカプラーを抜きつつ
CVTフィルターの交換
電動ポンプが付いているタイプだと
ここにポンプがあり外さないとならないのですが
これは付いていないので作業は簡単です
CVTフルードは2回交換歴があり
今回抜いたオイルは再利用しても良い位綺麗でしたが
6万キロ走行なので
フィルターはそれなりには汚れていますね
オイルが抜けきったらオイルパンの取外し
オイルパンの磁石
オイルの定期交換で鉄粉は少な目ですね
ストレーナーも綺麗です
続いてバルブボディを外しますが
この30本くらい見えるボルトのうち
11本が本体固定のボルトなので
間違えないよう整備書を確認しながら外していきます
はずれました
異常が出ているセンサーはこれ
外すのに工具をかけようとしたら
隙間が無く工具が入らない
24の薄型ソケットなんて持ってないぞ
しかたないので入るまで工具を削り
薄型のソケットを作り
無事取替え完了
交換が済んだら各部洗浄をして組付けの準備
鉄粉のついた磁石もきれいに
オイルパンも洗浄して磁石を取付
ミッション側も・・・
洗浄前ですが全然汚れてないですね
こういうの見ると
改めてオイル交換の重要性を感じます
未だに交換しない所多いですからね・・・
今回はセンサートラブルですが
鉄粉の量を見る限り
機械的なダメージはかなり少ない状態と思われます
やはりオートマミッションも
オイルの定期交換は必要
あとCVTFを
ワコーズのプラミアムスペックを使っているのも
このような良い状態を維持する要因の一つかも
ワコーズのオートマミッションオイル全般に言えるのですが
オイルが汚れにくい(鉄粉が出難い=機械的なダメージが少ない)
気がする・・・
きれいですが一応ざっと洗浄
ストレーナーも取替て
バルブボディを組み付けていきます
オイルパンも組付けて
4Lくらいオイルが抜けているので
仮でプレミアムスペックを4L入れて
試走し異常が無いか確認しつつ
油温を油量測定温度まで上げて
規定量内に入っていたので修理完了です
高額修理にならなくて
簡単に直ってよかった