容赦しない「いとしい想像力」。 | 辛島小恵ブログ「La Piccola Fortuna 」Powered by Ameba

容赦しない「いとしい想像力」。

今日は桃の節句ですね。小さい頃、雛人形と雛あられで、もごもご言いながらおままごとをした記憶が蘇ります。

まだまだ寒い日はありますが、日に日に春めいて、陽射しも暖かくなってきましたね。

みなさまお体こわされていませんか?


 私は相変わらず、刺激的な毎日を過ごしています。新しいものを生み出す喜びってドキドキします!


「東京電力For you」のCM、見ていただいていますか?

見たよ!とメールいただいたりして、嬉しい毎日です☆


 それとは別に、今夏公開の映画挿入歌を歌わせていただくことになりました。

先日、そのレコーディングがありました。台本を読ませていただきましたが、なかなかハードな映画です。バイオレンス系ですが、面白そうです!!詳しくはまたあらためてお知らせいたしますね☆


いろいろとイマジネーションを使うお仕事をしているので、ついつい日常生活でも、イマジネーションが豊かになりすぎてしまうところもあります。

広がって広がって広がって・・・うーん、となっている自分に疲れたりも、ときどきはします。

でも、想像力って素晴らしい!と常日頃から感じています。


 先日、「シュルレアリズム展」をみました。

非現実的、などと形容されていますが、現実と現実を頭の中でつなぎあわせていく過程を、リアルタイムでアウトプットした芸術は、私のなかでは、とても「現実的」だと感じます。


マックス・エルンストの世界観などは、特に自分の中にあるものとよく共鳴しました。

ユディト・レーグルの作品など、立ち止まって動けなくなった作品がいくつもありました。



 「いとしい想像力よ、私がお前の中で何よりも愛しているのは、お前が容赦しないということなのだ。」(「シュルレアリズム宣言」アンドレ・ブルトン)


「私と狂人との違いは、私は狂っていないということだ。」(サルバトーレ・ダリ)



 天才や、優れた職人など、何の分野においても白眉の者を、、人は「紙一重」と表現することがあります。

実際に他人が想像の世界に没頭して、黙してひたすらに何かに打ち込んで進んでいく姿は、神々しくありまた、計り知れなく不気味にも感じます。


実際、私の周りの「天才的」な人が、スイッチオンになった瞬間は、畏怖を感じます。

でもそんな瞬間が大好きだったりもするのです。


今朝、何か夢をみて、夢の中で、とても良い詩が書けました。これは、私の代表作になるかも!と思えるような素晴らしい詩で(夢のお話なのでお許しください・・)あぁ、起きて書かなくては!と思ったら、起きて書く夢を夢の中でみてしまい、ほんとうに目が覚めたときには、言葉の残骸しか記憶のなかに残っていませんでした。




シュルレアリズムの世界は魅力的でした。