桜メール 桜神宮より | 魁!神社旅日記

魁!神社旅日記

神社を旅した日記感想等をつけていこうかと思ってます

桜神宮のホームページから登録すると届くメールマガジン

桜メールが届きました。

 

 ◆◆◆───────────────────────
 ◆◆  宮司のことば 「見返りを求めない」
 ◆─────────────────────────
 
 
 私がこんなにしてあげているのに
 俺がこんなにしてやっているのに
 
 彼のためを思って……
 あなたのためを思って……
 みんなのためを思って……
 
 
 いつもやっているのは私ばかり。
 みんな、ずるい。
 
 
 せっかく良かれと思ってやってあげたのに、
 感謝の言葉もない。
 
 
 
 なぜ私だけが
 こんな思いをしないといけないの?
 
 一生懸命やってあげたのに、
 何か損をしたような気分だ……
 
 
 
 どうか、自らの喜びとして
 人が喜ぶことをしてほしい。
 そうすれば、神様が喜ぶ。
 
 これを行うことを
 「徳行(とくぎょう)」という。
 
 
 愛情だって「欲しい、欲しい」では、貰うことはできない。
 愛情は、与えるものだ。
 返ってくることが当たり前だと思って求めると、
 それはもはや、愛情ではなく押し付けになってしまう。
 
 返礼を求めた行為は愛情ではないし、
 そもそも愛情は取引きではない。
 
 
 
 感謝を求めず。
 見返りも求めず。
 人を喜ばせる徳行を行うことを
 「陰徳(いんとく)を積む」という。
 
 
 神様が喜ぶと、求めていないのに
 明後日の方向から思わぬ嬉しい返礼が来たりする。
 
  
 だから、毎日が楽しくなる。
 
 
 
 《参考》桜神宮の拝礼作法
 
 一般的な神社の拝礼作法は二拝二拍手一拝です。
 これは明治維新後、国家神道に移行する際に統一した作法が
 必要であるため定められた作法です。
 
 桜神宮の拝礼作法は二拝四拍手一拝です。
 これは最敬礼の拝礼(特に天津神に対する)を
 四拝八拍手一拝としており、その半分の数での拝礼を
 通常の作法としているからです。
 
 伊勢神宮では神職は祭儀の中で八度拝八開手を行います。
 起拝(立った状態から座って拝礼を行う)と呼ばれる作法で
 四回の拝礼を行い八拍手を行い一拝。
 これを二回行います。
 これを一般向けの拝礼作法としたのが四拝八拍手一拝です。
 宇佐神宮、出雲大社、弥彦神社他の神社では
 二拝四拍手一拝が参拝作法となっております。
 二拝四拍手一拝が基本ですが、
 拝礼作法は本来各神社の故実によって異なるものなのです。
 
 桜神宮の社頭には「拝礼作法 二拝四拍手一拝」と
 書かれていますが、当社にお詣りの際、
 四拝八拍手一拝で拝礼をなさってみてはいかがでしょうか?

 

 

古式神道 桜神宮 

http://www.sakura.jingu.net/