生命の可能性ある系外惑星候補5つ見つかる | 宇宙とブラックホールのQ&A

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2019年6月6日にYahoo!ブログから引っ越してきました。よろしくお願いします。

朝日新聞2月3日付記事です。
http://www.asahi.com/science/update/0203/TKY201102030100.html

NASAの系外惑星探査衛星ケプラーの観測で液体の水が存在する可能性のある地球規模の惑星が5つ見つかったとのこと。

>ケプラーは、はくちょう座と隣のこと座の方向にある銀河系内の恒星約15万6千個を観測。これまで1235個の惑星候補を発見し、うち54個は、公転している恒星までの距離がちょうどよくて液体の水が存在できそうな温度だと推定された。さらにうち5個は半径が地球の0.9~2倍で、木星のような巨大ガス惑星ではなく地球に似た岩石惑星である可能性が高い。

ケプラーは今回の探査で全天の400分の1しか観測していないので、こうした惑星は実際にはかなりあると推測されるとのこと。

NASAの発表自体は↓
http://www.nasa.gov/home/hqnews/2011/feb/HQ_11-030_Kepler_Update.html

面白いことに、NASAの発表はどちらかというと、朝日の記事の内容よりも、Kepler-11という特定の惑星系の方に重点があるように思えます。
Kepler-11は、これまで発見されたうちでもっとも密集した(コンパクトな)惑星系だということです。

想像図とか入った記事はこちら↓
http://www.nasa.gov/mission_pages/kepler/news/new_planetary_system.html