みなさんこんにちは!
 
 
さっそく本題にいきます。
 
 

 
今回運営課題曲部門で
Bling-Bang-Bang-Born
を審査させていただきましたが、
 
ラップの審査基準ってそういえば今まで話したことなかった・・・。
 
という事に気づきましたので(遅い)
 
 
簡単にご説明させていただこうと思います!!
 
時間もないので、サクッと簡潔に書きます!
 



(ちなみに、ラップではなく、
みつえだゆかのベースとなる審査基準はこちらです。※過去記事)

 


 
まず大前提ですが、
 
この運営課題曲部門に出場された方で
 


私ゴリゴリのラッパーです。


って言う方はほとんどいらっしゃらないですよね。

むしろ初めてチャレンジしてみた!という方が多いかと思うので、
 
 
 
そこまでガッチガチに
「ラップとは!!!」
というものを押し付ける気はありません。
 
 
 
カラオケ大会で初めて演歌歌ってみたときに
 
「こんな歌い方は演歌じゃない。演歌とは・・・」
 
とか言われてショック受けた経験があります。
 「二度と歌うもんか」と思った。←短気


(いや、ちゃんと習得しようと思うと大事なんだけどね、そういうのももちろん。)
 
 
カラオケキングはあくまでカラオケの大会でラップ専門の大会ではないので、
ラップとして専門的に見てどうなのかということより、
 
 
楽曲として魅力的に歌えているか・・ということを重視しています。
 

そして、
みんなで慣れない新ジャンルの、超難曲にチャレンジしたこと、
 
HIPIHOP・ラップのドアを開いたこと・・・
 
それ自体がすごく素敵なことだったと思ってます。



実際会って一緒に歌ってたわけじゃないけど、
なんだか戦友同志みたいな気持ちが芽生えたのは私だけじゃないはず。
 
 

もともとラップ好きな人も、
みんながこうやってラップに興味持ってくれてきっと嬉しかったのでは〜♪
 
 
そういう意味でも、BBBBはキャッチ―でライトめなラップ曲なので、
 
誰でも取り組みやすい良い楽曲でしたね~!
歌っても聴いても楽しいし照れ
 
 
 



そんなこんなで、
最初に結論を申し上げると、
 
 
私が審査する上で一番重視したことは
 
リズム
 
 
 
そして次に
 
 
 
表現力
 
 
 
です。
 
 
 
さすがにざっくりしすぎなので少し専門用語も交えつつご説明してみます。
 
 
(みなさんお気づきだろうか・・・。ここまでが前置きですよ・・・。←絶望的に長くなる予感。いえ、巻きます。ラップだけに・・・・・・
 
 
まず。
 
 
ラップとは何か?簡単にざっくりまとめると、
 
 
ビートにのせてリズミカルに話すように歌う独特の歌唱法・・
 
みたいなことです。
(語り出すと際限ないのでざっくりですみません🙏
 
 
 
ということで、審査する上で一番重要視したのは
「リズム」です。
 
しっかり滑らかに早口言葉を正確なリズムに乗せられるか
 
まずはここが前提。
 
 
ちなみに言うと
「誰の七光り~~icy」
のフレーズが一番違いが出やすいところで、ここは結構重視して聴きました。
 


歌っててきっと難しいところだったんじゃないかな?と思うし、
聞いていてもここがバチッとはまるとすごく気持ちいいですよね😊
 
 


 
 
次に。
 
ラップの要素として重要なのが主にこの3つだと言われます。
 
●リリック(歌詞・内容)
●ライム(韻)
●フロウ(歌いまわし・表現)
 
ライム&フロウとかよく言われますね。
 
今回はラップ曲をカバーするカラオケ大会なので、この中で言うと「フロウ」が審査対象となります。
 
で、フロウとは何かというと、
 
強弱や高低などの抑揚とか、
スピードの緩急とか、
声色とか、
アクセントとか、
切り方伸ばし方休符の活かし方(←小さい「っ」の使い方みたいな)とか、
 
なんだかんだと色々な要素を掛け合わせて作り上げられていきます。
 
 
 
ここはできるできないとか、
正解不正解とかではなく、
みなさんそれぞれに色々な表現があって本当聴き応えありました!
 
ほんとみなさんに賞を差し上げたいくらい。
 
 
その中でも、
 
星声や表現の表情豊かな方(顔の表情じゃなくて)
 
星表現が独特で個性のある方
 
星表現がハッキリしていて伝わりやすい方
 

が特に印象に残りました。

 

 

あと、「息が苦しくなって息継ぎしました感」を感じさせない方は

巧いな~と思いましたね。

 

普通はブレスが目立っちゃうんです。

 

どこで息吸ってんの?級でスラスラよどみなく歌える人のラップは、特に格好良く聞こえました。

 

 

あと、先述したフロウのことなども踏まえた上で原点のリズムについて立ち返るんですが・・・

 

 

 

リズムって、

ただ正しいだけじゃなくて、

 

キレがあるとよりノリよく魅力的に聞こえます。

 

 

 

キレの良さというのは、

 

 

 

アクセントだったり、

切り方だったり色々な要素で作り上げていくんですが、

 

このキレって決して勢いだけじゃないんです。

 

 

緩急で言えば

抑揚で言えば

 

脱力も重要なキーポイントとなります。

 

 

(三浦大知もダンスで確か同じようなことを言っていたような。)

 

 

脱力部分によってよりキレの良さが際立ったり、

 

 

なんとも言えない、

気持ちよくかっこいいお洒落なうねりやグルーヴ感を生み出すんですよね。

 

 

 

 

ただ[正しく][ノリよく][キレよく]リズムを掴むだけではなく、

 

 

 

そのうねりを生み出しているかどうかが、

 

 

上位の方では審査の分かれ目になったようにも思います。

 

 

 

本当に本当に接戦でした。

 

 

 

リズム乗りや表現の豊かさというベースがしっかり築かれた上で、

 

みなさんそれぞれに強みや魅力ポイントが違う。

 

だからこそ単純な比較がしにくい。

 

 

 

超高級霜降り和牛ステーキと、

最上級極太本たらば蟹、

 

どちらが美味しいか議論再来・・・

 

 

どっちも美味しいじゃだめなんか・・・・

 

どっちも上手い、みんな上手い

じゃだめなんか・・・

 

 

 

 

だめなんです。

 

なぜならば、

そこを相対的に評価し、順位をつけるのが大会というもの。

 

 

 

ということで、みなさんの歌、

何回も何回も聴きまくって審査をさせていただきました。

 

 

聴き過ぎてスマホに穴があきました。

(変なテンションなんでスルーしてください。

 

 

 

 

てことで以上です!!!



あくまでこれは、今回のBBBBの私なりの審査基準・・・ということで、

価値観の一つとして捉えていただければと思います。



ただ、ラップとはとかライムアンドフロウとはとかそのあたりの事は一般的に定義されていることなので、

ご存知なかった方は覚えておいても損はないかと思いますウインク






長くなってしまいましたが、

 

ここまで読んでくださってありがとうございました。

 

 

それではこのあとの結果発表をお楽しみに・・・

 

 

 

運営ゆかでした指差し