すっかり寒くなってきましたね。

というところですが、季節的には冬のちょっと先の春の話題かもしれませんが、

春まで覚えていられるか自信がないので載せてしまいましょう。

 

先日、紹介したスイスの絵本作家、エルンスト・クライドルフの本にネコヤナギが描かれていたんです。

展示で見た時はガラスケース越しだし、ちょっと自信が持てなかったのですが、借りてきた本を見ると、やっぱりネコが枝にくっついてます。

 

 

わ〜、もしかしてドイツ語でもネコヤナギなのかしら?

と思って、調べてみると。

Katze Weide

ネコ、ですよ、ネコ。

 

ついでに英語、フランス語も調べてみると、

Pussy Willow、chat saule

どちらもネコのヤナギです。

 

あの形は万国共通、ネコに見えるということなんですね。

ちょっと面白い発見でした。

 

ちなみに、この絵に添えられていた詩では、

「はじめの花」というタイトルで、ユキノハナに続いてネコヤナギが登場します。

 

ねこやなぎの

ねこが

小枝から

おりてきて

のどのおくで

ひみつのうたをうたう

春になると

春になると

 

ネコが喉をぐるぐる鳴らすことを言っているのでしょうか。

確かに春の日差しがイメージできそうな気もします。

 

寒い冬の日は春の日差しが恋しくなりますね。