今日はからむし堂姉妹の母からの寄稿です。
なんと、雪の積もる東北の室内でトンボが飛んでいる・・・と、からむし堂ホットラインに情報が寄せられたので、写真とテキストを依頼しました。
以下、母からの寄稿です。
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昨夜のこと。
薪ストーブの近くで羽音が聞こえるので何だろうと思ったら、小さなトンボが飛び回っていました。
そう言えばいつのことだったか、春とはいってもまだ寒い日、トンボを見てびっくりして娘に聞いたところ、オツネントンボという成虫で冬を越すトンボがいると聞いたことを思い出しました。
そのエピソードを思い出して、今回も確かめたら「それだ」とのこと。
外の薪の積んであるところに連れていって隙間にそっと置いてみたらもぐりこんでゆきました。
昨夜は二匹で飛び回っていたのですが残念ながら元気なのは一匹でした。このトンボ、ウイキペディアによると地域によっては絶滅危惧種や準絶滅危惧種だそうです。
残念ながら生きている方の写真は撮れませんでした。
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律儀にメジャー付きなので、大きさも分かります。
35mmm程でしょうか。
オツネンは「越年」のことなのだそうです。
年が明けたところで現れるとは、なんとも心憎い気もします。
新年にふさわしいお題となりました。
いくつかの情報を見ていて私(姉)が気になったことは
「未成熟成虫として冬を過ごします」という記述。
未成熟ってなんだ??
暖かくなったら生殖器官が発達するということなんでしょうか?
他には??
それにしても多くのトンボがヤゴで過ごす中、このオツネントンボはなぜ成虫で年を越すことになったのでしょうか?
こうやって人家の軒先など、暖かいところで過ごせるチャンスを狙ってる・・・??
また一つ、知りたいコトが増えました。
sense of wonder手帳、着々と更新中です。