定時株主総会「西武ホールディングス」～

各事業内容については熟知しているつもり

雨の所沢～やって来ました。

出席者はおよそ1,000名ぐらいでしょうか。

西武ホールディングスは多岐にわたる事業を展開しており、2035年までに営業利益1千億円を目指すそうです。

中核事業としてはホテルを次々と建設し、土地の有効活用で利益を上げる計画です。累進配当の実施は良い方針です。

しかし、株主総会での質疑応答は、弱体化した西武ライオンズに関するものが半分を占めました。今更山川問題を持ち出す株主がいるとは・・

マスコミは球団の低迷を糾弾したり売却意見が出るだろうなどと書き立てていましたが、実際には平穏そのものでした。ライオンズのファンは優しいです。こちらも手を挙げましたが取り上げてもらえませんでした。しかし、同じ意見を持つ株主がいたのは幸いでした。※マスコミは紛糾したと煽っていますが嘘です！

当然、応答の半分は球団社長の奥村氏が行いました。元プリンスホテル野球部出身ですが落ち着いて答えていました。

最後に後藤オーナーから、2007年の裏金問題を契機に改革を断行し、2008年には2軍監督だった渡辺氏を1軍監督に昇格させ、片岡、中島、栗山、中村、岸ら若手選手の台頭で巨人を4勝3敗に打ち勝ち日本一に輝いたことを振り返りました。今後、大改革を実行したいと締めくくりました。

後藤オーナーは準備していたとはいえ、非常に弁が立ち、迫力があります。議長の西山社長も同様に、大勢の前で滞りなく話すのは見事です。

今回のナベQの監督復帰はどう見ても後藤オーナーの意向ですね。

しかし、2008年のように期待できる若手はいるのでしょうか？投手では武内や隅田が挙げられますし羽田や黒田なども控えています。しかし打者では古川やレオンぐらいしか思い浮かびません、高卒ですぐに頭角を表した中島やたけちゃんのような選手は見当たりません。やはり4～5年で結果を求める方がいいように思います。