絡繰屋の放課後STYLE -5ページ目

回想

一月から今日までを振り返ると

反省すべきことが色々ある今日この頃。


一番はバイクで交通事故を起こしたことかと。

よりにもよって相手がいる事故を。

幸い相手は肘を軽く打っただけで大事がなく

自転車代の弁償以外は

特に訴訟などを起こす気もないと笑って許してくれたことが

今回の件では不幸中の幸いだった。

派手に転倒したオレの心配までしてくれて

本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

相手にもし大きな怪我があったらと思うとぞっとする。


現在は相手、警察、保険など各方面への

書類などの手続きも一応済んで

今は自分のほうの問題を整理中。


オレの体はちょっと骨が曲がったものの順調に回復中。

上下にプロテクターをしていたおかげでこの程度で済んだ。

打撲や傷は時間が解決してくれるだろう。


バイクは事故相応の結果となった。

相手との接触をさけるためにわざと転倒させて

地面を滑走させたためバイクそのものはボロボロになった。

カウルは割れ、タンク凹み、ブレーキ破壊、Fフォーク曲がり、

マフラー破損、フレーム削れ、エンジン異音。

直せる部分は自分で直して後はバイク屋に頼むことになりそう。


相手への謝罪の気持ちも忘れてはいない。

だけどこの先もバイクには乗り続けたいと思ってる。

もちろん事故を起こした奴がまた乗ることに非難があるのは承知。

だからこそ今度は絶対にこんなことがないように

乗り続けることで証明していきたいと思う。

まぁ、この考え自体が自分に都合のいい考え方なんだろうけど…


一気に話のレベルは下がるけど

大学の年間必修単位を落とした。

この講義以外は全部単位を取ってるから

4年からは年間授業1つのために大学に通わないといけない。

4年は就活や最後の学生生活に時間を使いたかったからショック。

なによりも年間講義だから卒業近くまで

卒業が確定しないってことがプレッシャー。凹む。

危ない大人

今年の箱根駅伝は東洋大が優勝。

しかも1キロの平均タイムが3分を切る化け物レベル。

オレの本気モードで10キロが39分だから

多分ハーフマラソン走ったら

1キロあたり4分弱くらいになると思うからその差はざっと1分。

これが努力なりしてきた人間との差か。


まぁ、そんなことはどうでもいい。

あくまでオレは自分自身をトータルで鍛えてるだけだし、

走りのプロになりたいわけじゃない。ロードワークはその1つ。

所詮は自己満足のために走ってる。

じゃ、なんでこんな話題を年明けそうそう持ち出すか。

親父である。


まぁ、上の東洋大云々は新聞で得た知識で

なんとなく飯のあとに新聞片手につぶやいたオレ。

そしたら親父は箱根にはドラマがある云々と話し出す。

言っておくけどオレは甲子園然り箱根といった

風物詩的イベントに興味も思い入れもない。

だって帰宅部だったし、部活で汗を流す的な要素も好きでない。

つかぶっちゃけ集団競技が大嫌い。

足引っ張られるのも引っ張るのも嫌だから。

だから個人競技がオレの主戦場なのかも。


親父は1キロの平均タイムが3分という偉業に

感動してメンバーや監督の気持ちを勝手に代弁してオレに熱弁。

内容はそんな綺麗な話があるものかというレベルのサクセスストーリー。

とりあえず今の内容のソースあんのかよと。

自己犠牲だのなんだのってのはダメとは言わないけど

オレにそんなこと言っても意味ないと分からせると激怒。

お前はなんで陸上をやってるんだと走る意味を問うてくる。

そもそもオレは陸上をメインでやってるわけじゃない。

なんか勘違いしてる。強いていうなら自分が満たされるため。

そのことと部活だの集団競技が

くそだと思ってることを言うとさらに切れる。


オレにどうしろと?

孤軍奮闘

15日から今日までずっと東京に行ってて先ほど帰宅。
何しに行ったかって?
大学のゼミ活動で証券ゼミナール大会という大会に行ってた。
まぁ、ざっくばらんに説明すると
28大学、380人参加の大きな大会で
各大学でテーマにそった学術論文を持ち寄って議論するといったもの。
オレの班は証券市場の活性化についてというテーマ。
参加大学は明治大、上智大、国立滋賀、

獨協大、大坂経、立命館とオレの大学。
そう圧倒的メンツだった。
でもこの大会のために2年から今日まで大学に行ってたようなもので
勉強して、論文書いて、質問票作って、勉強して…、を繰り返してきた。
オレのようなバカ大学の出でも
圧倒的学力レベルの違いはあったものの
決して自分を恥じることもないし、無謀な戦いじゃないと思ってた。
でもいざ2日間に及ぶ議論が始まれば

相手が1枚以上上手だってわかった。
言ってることのレベルの高さ、議論の組み立て方、しゃべり方。
どれをとってもすごいと感心してしまうレベル。
特に獨協のレベルは到底かなうものじゃなかった。
それでも行って良かったと思ってる。


まず、そんなすごい大学相手に

自分の言いたいことは全部言い切ったと思う。
知識だったり、考え方だったり、約2年かけて培ってきたものを
この2日間で全部ぶつけれたと断言できる内容だった。
そして勉強した結果、まがりなりにも議論できたことで
知った新しい知識やすごい人たちの考え方を吸収できたということ。

純粋に議論そのものが面白かった。
喧嘩的な議論にならず

真剣に最上の答えを探すことができたのは
各大学の班が紳士的だったからだと思う。


そのなかで唯一残念だったのが身内の問題。
自分の班があまりにも役立たずの集まりだったこと。
みんなで書きあげた論文で戦うという状況なのに
オレの班で議論をしてたのはオレだけ。
4人班なのに2日間で喋ってたのはオレだけで
他大学からの質問や反論もすべてオレが答えていた。
やれ知識がないから無理だの

怖くて議論できないだの散々だった。
こいつら何しにきたの?
ただ座ってただけじゃないか。
なのにオレはこいつらと同じ評価をつけられる。
オレの頑張りもこいつらの価値のなさもひとくくりにされる。
文句を書けばきりがないけど
こんな連中と組んでなければもっと上を目指せたはずだ。
オレの2年間の努力はこいつらのせいで

価値が下がったのは間違いないな。


ちなみに大会結果はオレのいたブロックでは獨協が最優秀。


表彰の際に今回運営の大本である証券業業会のほうから
オレの大学と東北学院が特別参加賞をいただいた。
これの理由は3月の未曾有の震災に負けずに
勉強を行い議論を行った功績を称えということで
ゼミの代表として壇上に上がり軽く他大学に挨拶して頂戴してきた。
議論以上に緊張した。



なんにせよ収穫の多いいい経験だった。