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カラクリンゴ研究所ノ報告書

パフォーマンスマーケティング(ライブ)活動を行う”カラクリンゴ研究所”のお知らせや、服飾部門であるハンドメイドブランド、”カラクリンゴ”のお知らせをしていきます。

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此処は、《迷時》時代に位置する、
カラクリンゴ研究所。

かつて此処では、
食べると夢が叶うという
《カラクリンゴ》の研究・栽培に、
研究員が慌ただしく動いていた。

だがしかし、今は静かな研究所。

静かな研究所、暗がりの奥の奥。
所長のDr.アカリンゴは、ある事に頭を抱えていた。


それは、突如起きた《リンゴの不作》。

 

 

 

 

《トキメ木》という木に実っていたカラクリンゴは、
ある時から実をつけなくなってしまったのだ。


研究員たちは皆お手上げ。

所長は部屋に引きこもり、
不作の原因を突き止める事にした。

その間、食事等の運搬は
一人の研究員とキカイのフクロウに任せた。


引きこもっている間、所長は原因を追い続けた。

 

来る日も、来る日も、

 

 

研究、研究、研究、研究。

 

 

研究、研究、研究、研究。

 



研究、ゲヱム、ゲヱム、睡眠…


息抜きも込みで長い長い時間をかけたが、
ようやく所長は不作の原因にたどり着いた。

「ついにわかったわ!」

勢いよく両開きのドアを開けると、
研究員とキカイのフクロウの呆気にとられた顔、
散乱した食事がそこにあった。


→続ク→