銀座のとある路地の先
円筒形のポストのすぐそばに佇む文房具店・四宝堂
創業は天保五年
地下には古い活版印刷機まであるという知る人ぞ知る名店だ
店を一人で切り盛りするのは
どこかミステリアスな青年・宝田硯
硯のもとには今日も様々な悩みを抱えたお客が訪れる――
両親に代わり育ててくれた祖母へ感謝の気持ちを伝えられずにいる青年に
どうしても今日のうちに退職願を書かなければならないという女性など
困りごとを抱えた人々の心が
思い出の文房具と店主の言葉でじんわり解きほぐされていく
いつまでも涙が止まらない、心あたたまる物語
(あらすじより…)
audibleで聴きました…
今まで聴いた作品の傾向からおすすめ!という感じで挙がってきて
連作っぽいからいいかな?と…
シリーズもので3作目まで出ているようですね…
一つ一つのお話に文房具のタイトルがついていて
万年筆やシステムノート、メモパッドなど
実在(たぶん)の製品について、どんなに使いやすいか力説されているのですが
使い道がないので、どうしてもスルーしてしまって残念!
あと、一つ一つのお話がとてもいいお話で、何度も泣いといてあれなのですが
そればかり続くと半分飽きて来てしまうかな…
店主の硯(けん)ちゃんも、執事のような物腰を想像しつつ読むものの
ちょっと、お節介がすぎるのでは?なんて思うのは私の性格が悪いのかも…
ハッピーエンド好きな私のはずなのですが、あれ??