「AvidPad A30」という8インチタブレットを2週間ほど前にamazonで購入しました。


正月セールが終わった時期だったので、1万6千円を少し切る価格でした。
コストパフォーマンスは高いと思います。

「AvidPad A30」について、大雑把に説明すると以下のようになります。

8.4インチFHD1920×1200、IPSディスプレイ
アスペクト比16:10、輝度360 nit
3.5mmイヤホンジャック、デュアルスピーカー
Android 13、Widevine L1
6GBのRAM+6GB仮想RAM、128GB ROM
UNISOC T606、PD18w急速充電対応
2.4GHz/5GHz WIFI、Bluetooth 5.0
SIMフリー 4G LTE対応(B1 B3 B5 B8 B18 B19 B26 B28full B40 B41)
本体サイズは20.2*12.6*0.73CM、重量は326g
顔認証あり


もう少し追記します。

・スピーカーは縦にしたときの下面に2つです。(横にしたときは片側に2つ)
・NetflixはL3
・SDはFAT32形式
・PD18w急速充電対応だが、同梱の充電器は10W
・UNISOCなので電話&SMSはSoftBank系のみ(楽天モバイルも可能?)

    (docomo、au系のSIMは使えるが、通話とSMSには非対応でデータ通信のみ可)
・指紋認証なし
・自動輝度調整なし

 

追記:2024-03-05

私の A30ではPOVO2.0のSIMでSMSを受信できました(発信着信も)」

 

 


2週間ほど使ってみたので感想を書きます。

(私はゲームはせず、スマホは MOTOROLA edge20 fusionなどのスペックの高くない機種を使っています)

液晶はきれいだと思います。
タッチ感度も悪くないように思います。
顔認証はタブレットスタンドに立てているときっちり反応しますが、手持ちだとカメラのレンズが顔の正面の位置にないと反応しにくいです。薄暗いところでは反応しません。

ほぼ素のAndroidだと思います。
Nova Launcherを入れてみましたが、なんの問題もなく動作しています。

バッテリーの持ちは悪くない気がします。
MOTOROLA edge20 fusionと遜色ないように感じます。
スリープしている間は殆どバッテリーが減りません。

 

追記:2024-03-03

Instagram、Threads、Screenshot touch

この3つのアプリを「Stop app after screen lock」に指定している状態で、

フル充電から11時間後にちょっとだけA30を利用してからバッテリー残量をふと確認したところ、なんと98%でした。スリープ時にバッテリーがほどんど減らないことにはっきりと気づきました。

追記:2024-05-05

その後のA30のシステムバージョンアップのせいなのか、私がインストールしたアプリのせいなのか、原因はわかりませんが、スリープ時にバッテリが減るようになってしまいました。残念。

追記:2024-05-07

「端末の設定⇒バッテリー⇒Stop app after screen lock」で、バッテリー減の原因になりそうないくつかのアプリを ON(close)に設定したら、またスリープ時にほとんどバッテリーが減らなくなりました。


PD18w急速充電に対応した充電器を使うと、充電は早いです。
MOTOROLA edge20 fusionと遜色ない早さで充電されます。
(気持ち負けるかな?という早さです)

Bluetoothスピーカーでしばらく音楽を流してみましたが、きれいに音が出ていました。
室内で使っているので、自動輝度調整がないのは気になりません。

ちょっと残念なのは、「スリープからのダブルタップ画面オン」機能がないことです。
指紋認証がなく顔認証しかないので、この機能のあるなしで使い勝手が少し変わります。
(「ダブルタップ画面オフ」は、Nova Launcherの設定で実現できています)


これまでタブレットは、amazon FireHDを家の中でしか使っていなかったのですが、AvidPad A30は少し大きなスマホという感じで使えるので、持ち出す機会が増えそうです。


さて、

前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。

============
1.LINEによるサポートは大変に良い
2.不具合を報告したら翌週に OTAアップデートで対応
3.ケースを無料でもらう
4.3本指スクリーンショット
============


1.
サポートはLINEで行っておりすばらしいです。
質問に対する最初の返答こそ1時間前後かかることがありますが、その後は概ね10分以内に回答がありました。


AvidPadのサポートは応答がしっかりしています。
(頓珍漢な返答でサポートが役に立たない、などということがなく安心できます)

サポート対応の方が技術部の方と連絡を取り合える環境のようで好ましく感じました。

2.
ナビゲーションバーの履歴の☐ボタンをタップすると、最近使用したアプリケーションの履歴が表示され、この時に「画面分割」「すべてクリア」「スクリーンショット」のボタンが表れます。
ところが、「すべてクリア」「スクリーンショット」のボタンが一部重なっており、タップの仕方で意図せぬ方が動作してしまう状況でした。


このことをサポートに報告すると(金曜日)、翌週にOTAアップグレードをプッシュするとの回答をいただきました。翌週アップグレードすると「スクリーンショット」のボタンが消えました。とりあえず、誤操作はなくなりました。

(私の質問に対応してくれたのか、それとも前々から問題を認識しており、たまたま翌週にアップグレードがあったのか、どちらなのかわかりませんが、たぶん後者でしょう)

3.
LINEサポートに登録すると、最初のトークで「注文番号とレビューのスクショを送ると、専用保護フィルム、ケース、タブレットスタンドのいずれかをプレゼントする」と言われました。
ケースを送っていただきました。対応はとても早いです。

4.
私の「AvidPad A30」には3本指スクリーンショットが取れないという不具合があります。「MultiTouch Test」というアプリで確認したら指10本を認識しているので、ハード的な問題ではなさそうです。

 

初期の段階で「2.」の「すべてクリア」ボタンの重なりの不具合と一緒にサポートに報告したのですが、「問題を確認したいので送料着払いで送ってほしい」との返答をすぐにいただきました。


サポートとのやり取りの感触では、3本指スクリーンショットが撮れない現象は、私の端末でのみ起きているように感じました。

「すべてクリア」ボタンの重なりが報告した翌週に解消されたことと、3本指スクリーンショットが取れなくてもさほど困っていないことから、A30端末をあえて返送せずにそのまま愛用し続けています


<補足その1>
「端末の設定」⇒「ユーザー補助」⇒「色と動き」⇒「アニメーションを無効化」
この設定をオフにすると、スクリーンショットを取った直後にその編集に入ろうとしても画面が切り替わらなくなります。
ですから、ここはオフにしておく必要があります。


 

「開発者向けオプション」の「Animator再生時間スケール」をオフにしても同じ現象が起きます。この値は「」にしておくべきです

 


<補足その2>
「端末の設定」⇒「ディスプレイ」⇒「Backlight power saving」
この設定はオフにしておかねばなりません。オンにすると「画面の色が頻繁に薄くなったり白飛びしたりする」ことがあるそうです。
この設定はどういう働きがあるのかをサポートで聞いたら「オフ」にするようにと教えてくれました。


※ 補足その1・その2の問題は、今後OTAアップグレードで潰されていくのではないかと予想します。


いずれにしても、サポートがしっかりしており小回りがきくように感じました。不具合に対してすかさず OTAアップグレードするところなどを見ると、今後はどんどん改善されていくのかもしれません。( ⇐ 私の希望的な思い込みかもしれません)

ということで、私の購入段階で細部に多少詰めきれていないところのあった製品ではありますが、サポートがしっかりしており、AvidPadのタブレットは安心して使用することができると思います。

CPUがUNISOC T606であることを考えると十分にスムーズに動作しており、その辺はしっかり詰められている製品なのではないかというのが、個人的感想です。

購入価格を考えると、コストパフォーマンスが高いように思います。


<まとめ>
「AvidPad A30」に個人的には十分に満足しています。

Instagramなどスマホではなく画面の大きな「AvidPad A30」でばかり見るようになりました。

Instagramのバックグラウンドミュージックは、モノラルスピーカーの「MOTOROLA edge20 fusion」と比べればステレオ感を感じます。そして、広い画面は良いです。

 

「A30」の比較対象となるのは、CPUにHelio G99を使った製品だと思います。
Helio G99 だと、CPUの能力は倍近くあります。
また、docomoやau系統のSIMでSMSや通話が(何の問題もなく)可能らしいです。

「ALLDOCUBE iPlay50 mini Pro」は本日(2024-02-03)の価格だと、18,348円です。
「AvidPad A30」の本日の価格は、15,181円。価格差は3,000円少々です。
「iPlay50」が、8GBRAM 256GBROMであることを考えると、相当コストパフォーマンスが良さそうです。


ただ、「iPlay50」は、Widevine L1に非対応で、スピーカーがモノラルです。

音に対する不満のレビューがありますが、実際に聞いていないのでどの程度かわかりません。

Widevine L1に対応している「iPlay50 mini Pro NFE」で本日の価格だと、21,000円。
(しかし、モノラルスピーカーは変わらず)


ゲームをしないが動画は見ることのある自分にとって、Widevine L1非対応、モノラルスピーカーの「iPlay50 mini Pro」は選択肢から外れました。「iPlay50 mini Pro NFE」は価格差とモノラルスピーカーのため選択肢から外しました。


「AvidPad A30」はバッテリーの持ちも悪くないと感じており満足しています。

(「iPlay50 mini Pro」はバッテリーの持ちが今ひとつというレビューがあります。これも実際に体験できないので、どの程度かよくわかりません)


POVO2.0や日本通信の合理的シンプル290プランのSIMを(設定を変更することなく)使いたい方にとっては、「iPlay50 mini Pro」は魅力的かもしれません。
 

追記:2024-02-11

スピーカーの音ですが、FireHD8plusと比較すると完敗です。

残念ながら、音量も小さければ音質も敵いません。

 

追記:2024-03-12

Prime Videoで映画を見ました。見終わった後に、「映画鑑賞ではもうちょっとだけボリュームが上がると良いな」と思いました。そこで、「ボリュームブースターGOODEV」というアプリをインストールし、10%だけブーストしてみると良い感じになりました。



<おまけ>
3本指スクリーンショットの問題を放置したため、電源ON+音量ダウンボタンの同時押しでしかショットを撮れません。

そこで、「Screenshot touch」というアプリをインストールして、クイック設定パネルから取るようにしています。