「電気スイッチのオンオフで、TVのHDDが取り外され、録画が中断(失敗)する」
にて、過去にHDD録画のノイズ対策を行いましたが、その続編です。
Wi-Fiとルーターについて、これまであれこれ書いてきたのですが、いまいち原因がはっきりしない状態がありました。
「繋がっているように見えてインターネットに接続していない状況がたまに発生する」というものです。
…そういえば、TVのHDD録画についてノイズ対策を行った結果、改善したのですっかり忘れていたのですが、
我が家ではいまだに電灯のスイッチを切る時に接点ノイズが発生しているはずです。
(部屋の照明を壁のスイッチで切る時によく発生します)
にもかかわらず、
「ルーターに対するノイズ対策を行っていなかったなあ」
ということに思い至りました。
もしかすると、上記のインターネットに接続していない状態が発生するのは、ノイズのせいかもしれない、とひらめきました。
そこで、ルーターのノイズ対策をしてみました。
<対策方法>
(i)接点部分にコンデンサやバリスタ、スナバなどのサージ吸収部品を使う
(ii)電磁気的な影響を遮断するためにシールドする
(iii)ノイズを伝える配線や、被害者となる回路にEMI除去フィルタを使う
以前 HDD録画のノイズ対策時に我が家で行ったのは、(i)と(iii)です。
ルーターにも同じように対策してみました。
1)雷サージ対策機能のOAタップを使う。
2)フェライトコアを使う。
1)
雷サージ対応のOAタップは、ノイズ除去機能のあるものを使いました。
エレコム ELECOM
KT-180(壁などのコンセントから侵入してくる伝導ノイズを減少させるノイズフィルターを内蔵)
YAZAWA
Y02BKNS312(ノイズフィルター機能付き)
壁のコンセントに KT-180を取り付け、KT-180にY02BKNS312を挿しています。
ノイズフィルタ機能を二重に使用 しています。
2)
フェライトコアはルーター本体の電源コードに取り付けました。
フェライトコアは、Yahooショッピングで10個703円(送料無料)のものを購入しました(KAUMOカウモヤフー店)。クーポン利用で403円になりました。
フェライトコアの径の種類はいくつかあったのですが、φ5mmのものを購入しました。
届いてみると、思っていたより穴の径が小さくて通常の電源コードを挟むことができませんでしたが、ルーターのACのコードにはまあまあよい太さの径でした。(でも、少し緩くて楽に横に動いてしまいます。本当はφ3.5mmがジャストフィットなのかもしれません)
10個入りを購入したので、ルーターのACのコード1本にフェライトコアを3つ取り付けました。(多すぎかっ!)
追記:2023-12-22
上記の対策後は一度も不具合が起きることなく利用できています。