<進>の主張は、トランプ氏と同じです。

軍事同盟とは、を考えると、外国からの侵略攻撃があることが前提にされた軍事力行使の集団体制の組織です。

なぜ、侵略されると思うのでしょうか?侵攻する側も人命の犠牲が起きる事なので、容易に侵略などしません。

人命を危機に立たせて政治家と言えますか?

軍事同盟が安全保障かと言えば、全く違います。安全保障でなく人殺し団体の強化であり、平和なんて考えられません。

 

軍事同盟が、あるというのは、仮想敵国を想定します。

NATOの場合、ロシアを敵と名指しし、軍事同盟を拡大し、軍事力を強化しているのですから、敵と名指しされたロシアが、黙っていると思うのでしょうか?

ロシアは、NATOは危険物であると認識し、名指しされている以上、侵略を恐れるのはロシアの方でしょう。ウク露戦争の呼び水は、NATOの拡大です。

その点、トランプ氏の見る目は確かです。

NATOが軍事拡大して行けば、ロシアとの戦争は現実味を帯びてきます。そういう事態になった時、米国は戦費を今まで通りの割合で負担となれば、米国が破産に追い込まれる危険があり、いや、米国本土まで攻撃されることも想像できます。

 

この地球、広いようで狭い。その中で、誰それが「敵」と決めつける事こそ、戦争・紛争を招くのです。

 

いわば、軍事力強化は、戦争への呼び水になるのです。

狭い地球で「敵」をつくり、敵対することで悲惨な事態を招くより、普段からコミュニケーションを図ればいいのです。

国が違えば考え方は違っていて当然なのです。

だから、考えが違うからと戦うことを前提に対峙することは、当該国の指導者の、俺が国を守るのだといきがっているアホの奢りです。

日本の自民党の馬鹿は、安全保障は軍事力強化だと考えている様ですが、ますます戦争への呼び水を増していることになるのがわかっていない虚け者たちです。

<進>

 

「トランプ氏は在韓米軍と在日米軍の駐留に反対していた」 元大統領首席補佐官が証言

「トランプ氏は在韓米軍と在日米軍の駐留に反対していた」 元大統領首席補佐官が証言

「トランプ氏は在韓米軍と在日米軍の駐留に反対していた」 元大統領首席補佐官が証言© 朝鮮日報 提供

 今年11月に行われる米国大統領選挙で共和党の有力候補とされるドナルド・トランプ前大統領は在任中(2017-21)に在韓米軍、在日米軍の駐留に強く反対していた。米CNNテレビが12日に報じた。CNNは自社の記者であるジム・シュート氏がジョン・ケリー元大統領首席補佐官をはじめとするトランプ政権幹部らにインタビューを行って上記の話を聞いたと伝えた。これらの内容は来月出版予定のシュート氏の著書に掲載されるという。

 ケリー氏は「トランプ氏は米国の安全保障公約を蔑視しているが、これは韓国や日本との相互防衛の約束にも影響を及ぼすだろう」「抑止力を口実に韓国と日本に米軍を駐留させることにトランプ氏は強く反対していた」と伝えた。さらに「トランプ氏はロシアのプーチン大統領と金正恩(キム・ジョンウン)総書記を『OKなガイ』と考えていた」「(トランプ氏の考えでは)米国が彼らを刺激しているようだった。NATO(北大西洋条約機構)が存在していなければプーチンはこんなことをしなかったという考え方だ」とも説明した。トランプ氏は先日の遊説でNATOの同盟国に対し「防衛費を十分に負担しないのなら、ロシアの攻撃を容認する」という趣旨の発言を行い、大きな問題となった。ジョン・ボルトン元ホワイトハウス国家安全保障補佐官も著書で「トランプが再び大統領になれば、NATOから脱退しようとするだろう」と警告した。

 

 ケリー氏は海兵隊司令官、大統領首席補佐官、国土安全保障省長官などを歴任し、マティス元国防長官らと共に「大人たちの軸」と呼ばれた人物で、トランプ氏の衝動的な主張を何度も思いとどまらせてきた。ロサンゼルス・タイムズは「在韓米軍撤収やNATO脱退などをしないようトランプ氏を説得したのはケリーの一定の功績」と評した。2022年に発行されたエスパー元国防長官の回顧録にも「トランプ氏は19年に在韓米軍の完全撤収を主張し、これに当時のポンペオ国務長官が『2回目の任期にやろう』と言って思いとどまらせた」との証言も掲載されている。トランプ氏は在任中、韓国に対して「防衛品分担金の大幅引き上げ」を要求していた。

金隠仲(キム・ウンジュン)記者