今日中にまとまらず | おととひの世界

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リンクも始めましたよ

明日
部分月食の力を借りて
一気にまとめようと思ってますけど

それにしても
北アメリカ大陸
という 土地 の奥深さと
モノスゴさだよね

アメリカバイソン
バッファローが1億頭でしょ
ホルスタインで単純に
比較はできないけど

同じウシ科の生き物で 
1日あたり50 kg から100 kg 排泄します

 ウシ科の生物は
『反芻(はんすう)胃』
を持っていて

食べた 食物
多くは雑草植物ですけど 

エンドウ豆のような
マメ科の植物があってもなくても

 胃袋の中で
飼育している
バクテリアの力によって
窒素を固定することができます 

そしてバクテリアは
アミノ酸とタンパク質を作り出します

 ビーフステーキの肉は

 バクテリアが作り出した
タンパク質を

ウシが消化した結果なんですよ

 牛は積極的に
 タンパク質合成に関わってはいない 

巨大な体を貸すことで
 タンパク質合成のための
工場になっているんです 

そして毎日毎日 
数十万トンの窒素化合物を
 全米の大地にばらまいていた

これを化学工場と
機械の力でやったら
どれくらいの金額になるか?

アメリカ人が
絶滅一歩手前に追い詰めるまで
 何もしなくてもそれが

アメリカに
『1億頭いた』んですよ

開拓アメリカ農民は
それを まるごと

『こやし』に
したりしていたんですよ

 しかも土壌は 
ヨーロッパでも有数の
穀倉地帯に共通している
『チェルノーゼム』です

 そして リョコウバト60億羽でしょ

 リョコウバト の体重は
だいたい300 G 前後です

 激しく食べて激しく運動するので
 1日50グラムから多い時には

体重と同じぐらいの
『うんこ』を出します
 かける60億です


 それだけの肥料を
全米にまいていたんですよ
 1日だけでね 

これがどれほど 
アメリカの植物相と
土壌を豊かにしてきたか?

語っても語りきれない
くらいだと思いますね 

アメリカ人は労せずに
それを手に入れた

 インディアンとの戦争はあったけど
 これで超大国にならなかったら
嘘なんですよ

それくらい恵まれていたんです 
こういう話もぼちぼち
しておこうと思ってます