狂躁亭覚書・ 時は近い?1906170830 | おととひの世界

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リンクも始めましたよ

大阪の犯人逮捕よかったね

まあ何がどうなるか ?
そんな感じじゃない?

戦争屋が イランで何かを 
それが垣間見えた
安倍イラン訪問だったけど

こういう時は 基本 
アメリカ本体が危ない時だよね

イラク戦争の前の湾岸戦争 

1990年7月 
サダムフセインの 
クウェート侵攻 から始まったわけだけど
もともとサダム・フセイン

旧ソ連と仲いい 
そういうフリをしながら実は
アメリカともしっかり
通じていたやつで

クウェート侵攻前
 実はキッシンジャーに
お伺いを立てていたと言う

Kissinger は 
Yes とも No ともいわなかった
こういう時は 消極的イエス
という意味なんだよね

アメリカは時々こういうことをやる

 旧ソ連のアフガニスタン侵攻

これも実はそうだった
 あの時はカーター政権 

そして政権を仕切っていたのは
 ブレジンスキだった 

アフガニスタンに
手を焼いていた旧ソ連 

次々に傀儡政権を建てた 
そして最後の 傀儡候補が駄目になった

 旧ソ連はこれを殺してしまう

 この時 
独断でやったのではなく
アメリカに 極秘裏に
事前報告していたらしい 

その時カーター政権は
何も言わなかった 

何も言わない
ということは是認するということ

 旧ソ連はそう考えた 
だからアフガニスタンに侵攻した 
しかし行ってみると 

カーター政権は猛烈に反応してきた
 おそらく旧ソ連

話が違うじゃないか!?
と思ったに違いないけどね
もう後の祭りだった

今に至るまでの 中東の混乱 

70年代末
79年2月のイラン革命 
そして79年年末
 旧ソ連アフガニスタン侵攻

から始まっている 
大きな転機になったこと

 まずその 1979年 

その次湾岸戦争 
戦争が始まったのは1991年1月17日だけど
 きっかけになったフセインの
クウェート侵攻

 これは90年 7月末に始まっている

1979年と 1990年
 どちらも実は

アメリカが倒産の危機にあった

 アメリカは
 膨らむ一方のベトナム戦争戦費で
 財政が急激に悪化 

ついに 1971年8月
 ブレトンウッズ体制を止めた
金本位制停止 

要するに 
ドルをいくらでも
 発行できるようにした
 国債を発行 しさえすれば

 ニクソンショックまで
1ドル=金トロイオンス 35ドル固定だった

 70年代末には
それが1000ドル近くにまで行く

 普通はとてつもないインフレになる 

しかし キッシンジャーと
ニクソンが 企んだ

 中東産原油 原則ドル交換
というペトロダラーシステムにより
 石油を購入する時は必ず一度
ドルに換金しなければならない

 これによりドル需要ができて
ドルの暴落が防げていた 
これも限界になった

これが70年代末
 イラン革命が起こる前からそうだった

 もし イラン革命が起きず 

アメリカ が
 ieepa 国際緊急経済権限法 1977
を作ることなく
また発動もしなければ 

アメリカは
イラン資産凍結が
つまり亡命したイラン国王
パーレビの財産ネコババが できず 
その結果 

70年代終わりから
 80年代初めにかけ

つまりレーガン政権の初期にかけ

一度は
国家倒産をした可能性が高い
と言われている

 アメリカを破産の淵から救ったのは 
『中東の動乱』だった

もう一つ湾岸戦争ね 

開戦は1991年1月だけど 
フセインのクウェート侵攻は
 前年の7月 

1990年 だったよね 
この歳アメリカで 
今はもう忘れられている

重大な危機が発生していた 

アメリカの巨大金融グループ

ドレクセルバーナムランベール
   Drexel Burnham Lambert  グループ破産

マイケル・ダグラス主演
オリヴァー・ストーン監督 のヒット映画

『ウォール街』 の主人公 
ここの人だからね

 今大流行の 
デリバティブみたいなこと

こいつらが実質的に始めているんだよね 
あの時もジャンクボンド債だった

この金融グループ 

モルガンもしくは 当時の 
ゴールドマンサックスとも違って

 どちらかと言うと
債券市場に特化した連中 

それが破綻した
というのは大変なこと 

アメリカ金融 
株式よりも 実は
主戦場は債券市場 

規模もそっちが全然でかい 

その真ん中にいたやつが
倒産してしまった

 実際あこぎな商売をやっていた
 ドレクセルグループの残党がその後 
あの悪名高い

サーベラスに入っていることを
考えれば どういう商売をしていたか?
だいたい見当がつくはずだ 

旧ソ連が 破綻する

その目処が立った段階で 

アメリカが金融でつまずく 

その時日本は
 空前の超黒字大国になっていた 

アメリカは焦った 
当然だよ

 ある意味70年代末よりも
重大な危機だった

もしも1990年7月末の時点で 
サダム・フセインがクウェートに侵攻

 湾岸危機が事実上
始まらなければ 

あの秋からのアメリカ相場
大変なことになっていただろう 

おそらくリーマンショックと
同じような事が
1990年の秋の段階で 発生

当時は
圧倒的な力を持っていた日本金融 が
ウォール街を軒並み買収する

ようなことになったかも?
いや現実にそうなっただろう

破綻したアメリカ 金融を 
買収できる 力を持っていたのは

1990年の世界では
日本だけだった

 敗戦国 日本が玄関から堂々と
 ウォール街に乗り込んでくる

『占領軍』として
核戦争以上の国家存亡事態だよ

 ちゃぶ台返しをするには
どうしたらいいか?

 戦争しかないんだよ
 アメリカはいつもそうだ

 ピンチになると
ちゃぶ台返しの戦争をやる 
舞台はほとんど中東だ

この時もそうだ 
このパターンは21世紀になっても
繰り返されたよね 

911テロから始まっている
911の直前かな半年前か

アメリカに
預託金塊の返還を求めて いた
 大国があったという

 その国がどこか?
明らかにされていない

 憶測の域を出ないけど
ドイツではないか ?

ドイツは2010年代にも
同じことを言っているからね 

ちょうどいよいよ
 EU 統合が実現し

 広域 通貨ユーロが誕生する
 初めてドルにライバルが現れる

 その直前の ツインタワー崩落
 そのツインタワーの地下には

 comex の 預かり資産
 金塊 数百トン があったはずなんだけど

どこにいったかわからない 

ちなみに ツインタワーの
地下 金庫近くまで地下鉄が

 ごっそり運びだそう
と思えば出来たはずなんだよね
 全部うやむやにされている

そして戦争になだれ込んだ
 9.11テロと アフガニスタン戦争
そしてイラク戦争

 この時もアメリカと 米ドルが
重大なピンチだったんだ

アフガニスタン侵攻の前後 
あの元 NHK のネオコンべったりの人

 テレビ東京で
番組やってたでしょ 

ネオコンの連中
ぞろり出てきて 

この次はシリアだ!
サウジアラビアだ! 
イラクだ !イランだ!

 浮かれて本音をベラベラ喋っていた

 最初からやる気だったんだよ
 よくイスラエルべったりだと言うが

 ネオコンの連中は確かにそうだよ
 しかしイスラエルだって
アメリカにとっては道具に過ぎない

 大切な同盟国イスラエルのために

といえばどこにでも 
軍隊差し向けられるんだから 

今もそのパターンだ

 問題は
アメリカドルの値打ちを
支えているのが中東産原油で 

サウジアラビアの残存埋蔵量が
言われているものの
半分以下しかない 

この事実を知られては
アメリカは終わり 

となれば 
代わりの原油をどこかで
差し押さえなければならない

真っ先に目を付けられたのが イラク 

イラク戦争は
ずっと前から仕組まれていた

 当時の副 大統領 
チェイニー の会社 ハリバートン

 ここが青写真を書いていた 

だから 占領してすぐ 
世界最大のアメリカ大使館と
世界最大の米軍基地がすぐ出来た

ずっと前から
計画されていなければ
できないことだ

ところがイラクを占領してみると

 フセインが言っていたこと
実は正しいことが分かってしまった

 フセインは湾岸戦争前 
イランイラク戦争の間
蓋をしていた油田

著しく減っていることを知った
 国境の向こうは クウェート

 クウェートが盗んだのではないか?
 フセインはクウェートに質問すると

 クウェートは逆に
 フセインが泥棒した!
と 居直って 騒ぎ始めた

 コソ泥をやったのは
どう考えても クウェート

 火事場泥棒に怒ったフセイン 
クウェートに侵攻

 ところがこれが認められなかった
 しかしアメリカは占領してみると 

フセインの言い分が
正しいことを確認してしまう

 そこで プラン B 発動だ 

それがアラブの春以後
 民主化運動のどさくさに紛れ 

まず中東で
最も良質な油田を持つ
 カダフィのリビアを潰す

 そしてシリアの一部 
最終目標はあくまでイランだ

 イスラエル

 国旗を見れば分かる通り 

イスラエルの国旗の上下の
ブルーのライン

 チグリスユーフラテスとナイル川でしょ
『挟まれた土地全部』が
『イスラエル』だと言っているんだよね

 イスラエル 
とても風変わりな国で 

自分の国がどこまでだ
という規定を
国家が一つもやっていないんだよ

 国境を画定する気がないの

 はっきり言うと 
チグリスユーフラテスとナイル川に
挟まれた中東全域が

自分の領土だ!
と言っている 

旧約聖書の定める通り 
それくらいある意味
誇大妄想的な国だから

 それを利用すれば 
アメリカは中東で好き放題ができるよね

 で今までやってきたけど

 アメリカにも
それだとまずいというグループがいて

 今回 ホルムズ海峡で悪さをした
イランの外務大臣でさえ

 アメリカには
チームAとチーム B がいて
今回はチーム B がやった
と言っている 

なんだか AKB みたいな話だけど

イランの 奴もわかってるんだよ
 ロシアあたりがレクチャー
しているんだろう


 トランプは悪いやつだ

と言うかずるいやつ
そういう連中に乗っかるふりをして

 失敗すると 梯子を外すんだ
 安倍総理はダシに使われたんだろう
もうほとんど 梯子外してあるから
どうでもいいんだよ

今回 安倍サイドが
行きたい行きたいと言って
外務省反対したと

外務省だって
その辺りは分かっているから 

行けば 特別機が
撃ち落とされるようなことだって
ありえなくはない 

それは困ると思ったに違いない

 だからトランプ
一瀉千里に中東に攻め込むかどうか?
これは分からない 

やっても本気じゃないかもしれない 
田中宇さんの意見ではそうだね 

       『  まずやってみろ !
     それで駄目ならオマエのせい!』

 それがトランプ主義なんだよ

 トランプはそうやって
最終的にイスラエルの梯子を
外す つもりでいる

 それが田中宇さん 
その一方で

トランプはやはり
 イスラエルの隠し玉で
隠れシオニストだというのが
カレイドスコープさん

 さてどっちかね ?

これからそれを
見極めなければならないわけだ
 未だ結論を出すには ちょっと早いけど

 私はどちらかと言えば
田中さんに近いです

日本向け
 Q anon スポークスマン
 みたいな人が現れて

 Twitter で話題だよね
  NSA は焦ってるね 

最近 CIA に一本とられたからだろう

 日本でも本格的に
ヨロン操作が始まった

 Q anon が正しいかどうか?
 私もそれほど興味なくて 

だいたいこういうもの
何の魂胆もなくやってる人なんか
いるわけないでしょ

信じるべきだ!
同調するべきだ!

強制される話ではないよ

もうこうなると『運動』な
要するに昔の新左翼みたいな

CIA もまた NSA ペンタゴンも
 日本の Twitter でこんなことまで始めた

それだけ切羽詰まってきている
日本では93年と2009年に
 ドラスチックな政権交代があったけど 

この次に起こることは
それ以上のことかもしれないよね

明らかに アメリカの
二つの対立する勢力が
 日本で党派的な策動をしている

こういうことが始まった
ということ自体

もう決戦の日が近い

ということだと思うよ
 そんな感じじゃないの?