狂躁亭覚書・ 春分直前の3.11 190311 1211 | おととひの世界

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リンクも始めましたよ

3.11 
2011年の3.11 14時46分 

東日本大震災発災 
そしてあくる3月 12日深夜 

天王星牡羊座入り

 今トレンドワードにいても
 天王星牡牛座とか
出てくるようになった 

今日も天下泰平さんが書いてたよ

 確かに天王星
星座またぎの時に何か起こす

そういう星ではあるよ

 天王星は公転周期84年
 発見の時も派手だった

 18世紀の終わり まさに
フランス革命が起こる直前 
アメリカ独立戦争 その時代 

ウィリアム・ハーシェルという
 もともとドイツ人の音楽家が発見

 発見したのはイギリスで
 イギリスはこの功績を称え
 王室からはそれなり遇された

アメリカ独立戦争 
独立が1774年だから 

天王星が牡牛座から双子座へ移る
そのタイミングで

アメリカは独立していたことになる

 この時はまだ
小さな国だったけれど
世界史上の重大な転換点
 そして1774年から遡って7年 

その時代が
『天王星おうし座時代』だったわけ

現在を別にすると
中国はこの時代
歴史上の極盛期 にあった

満州族の王朝だったけどね
 康熙・雍正・乾隆の3代
その最終ランナー 乾隆帝の時代

そして
ロシアの東方拡大はこの時代
 満州族の清王朝と 二度
国境確定交渉

ネルチンスク条約とキャフタ条約だけど
 康熙雍正乾隆3代

この時代のイメージが元になって
 21世紀に入ってやっと確定した
中露両国間の国境も完成している

中国の全盛期は100年続いた 
その最終段階が 
『牡牛座天王星の時代』だった
 これはちょっと覚えておこう

翻って 次の 
牡牛 座天王星の時代

1851年から 58年まで
中国では何をやっていたか?
ちょうど日本の幕末が始まった
その時期

 大変なことが起きていたんだな
『 太平天国の乱』 1851~ 64

14年前に起きたアヘン戦争で
中国は侮蔑していた 西戎北狄 に完敗

それだけで
一気に衰えることはなかった

しかし中国の没落が 
目に見えて表面化したのは 

『太平天国の乱』
まさに『牡牛座天王星の時代』だった

 天王星が牡牛座から双子座に抜ける
14年間ほぼ まるまる
『太平天国』の時代だった

そして 同時に
『アロー号戦争』とかでしょ

そしてインドだけどこの時期 

大英帝国の屋台骨を揺るがす
『セポイの 大反乱』が起きていた

確かに大英帝国は強大
しかし人口なら圧倒的にインド人

アジア的諸悪の根源の一つに
数えられる インドの
『カースト制度』だけど 

この時は
『カースト制度』自体が
 外敵 大英帝国 に立ち向かうのに
 完全に役立ってしまった

このことも
イギリス人にとって大変な衝撃だった

『近代欧州システム』は 
アジアアフリカ など 
遅れた地域にどんな場合でも
優位に立てる 

この考えは誤りであること
ほぼ 完全に 証明された 
ギリギリ薄氷の勝利

だから現地の 
統治機構やシステムの改革を
 今後は無理してまで やらず 

あくまで
『対等同盟関係』を結ぶことで 
より自分達の世界戦略に
役立てられないか?

イギリスは
 インドでの教訓から
こう考えるようになった

大英帝国の重大な世界戦略路線変更

 これが 幕末維新の薩長勢力を
イギリスが支援する大きな原因に

インドの『 セポイの反乱』は
日本の明治維新につながる話

清朝末中国の『太平天国の乱』
インドの 『セポイの大反乱』

 これが 
幕末維新の日本と同じ時期
『天王星牡牛座→双子座時代』に起きた
ということは大変示唆的だよね 

これから起きること
まさに暗示しているからだ

アメリカはこの時期何をやっていた?
アメリカの現在の輪郭が
完成される時期に差し掛かっていた

天王星が牡牛座に入る直前

まさにヨーロッパで
大革命が同時多発的に起きていた

1848年から9年 
メキシコと戦争やって
カリフォルニアをぶんどった

 同時にゴールドラッシュ
ゴールドラッシュはすぐポシャったが

 一攫千金の夢を アメリカ人に

 まさに おうし座時代です
 おうし座はゴールドの 星座 です
本当ですよ

 そして10年後 
スピンドルトップで 
ドレイクが石油を人工試掘成功 

今度はオイルラッシュ

 アメリカが
工業国家として テイクオフする 前夜

 しかし南半分の 
綿花農業地帯が 工業化の邪魔をしていた

 だから南北戦争になった 

北部にはまだカネが無い
 戦争やるには軍資金がなかった 

これを日本からぶんどった
 計画的に騙してね

 それが
安政の 日米通商条約 1858年
 これ一つ見ても

 幕末の大老・井伊直弼と
 現在 TPP をホイホイと結んでしまう
 平成末の首相 ・安倍晋三

歴史的 相似形
というのはよくわかるはず

そしてリンカーン1860年当選
南北戦争突入→ 南部同盟無条件降伏
→ リンカーン暗殺

アメリカ 南北戦争
 農業国家が工業国家へ
急激に 変革される時

 国家国民を二つに分ける
大戦争が起こる一つの雛形に

 それは日本で
 戊辰戦争 及西南戦争 

そしてドイツ 統一に伴う
 オーストリア バイエルン
 そしてフランスとの戦争につながる

 20世紀の 牡牛座天王星時代
それをやったのがスターリンだったわけだ

 スターリンの 国内大粛清
あれは内戦です 

遅れた農業国が
工業国に変わる時に必ず起こること 
アメリカと周回遅れだったわけ

ここで復習しておくと

18世紀の牡牛座天王星時代 
19世紀のトップランナーが出揃う
アメリカ・フランスという二大共和国
ここでかつての大国ポーランドが脱落

そして19世紀の牡牛座天王星時代
 動乱の最中に

近代工業国家として
 国家再統一を果たした
 超大国アメリカ

近代ドイツと近代日本
 ついでに近代統一イタリア

 20世紀 前半の 主役が出てくる

一回り前の天王星おうし座時代に
表舞台に現れ た主役が

80年後の天王星おうし座時代
 大きな役割を果たすことに

そう考えると
 これから 再び天王星おうし座時代 

主役はどうやら 
工業国家として再統一した
中国と インド むしろそっちになりそう

 東南アジアも中南米も
 そもそも84年前は
まともな主権国家がなかったからね

全く別の時代になってしまった

 彼らがプレイヤーとして
参加するの初めての時代ですよ

三度目の正直で
『第4帝国』を作ったドイツ
それが現在の EU なわけだけど 

これが現在終焉を迎えつつある

 これは同時に
『近代ヨーロッパの終焉』でもある 

今後どうなるか
これはちょっと見通せないですね 
おそらく今までとは

中枢が別の場所に移る 
それは西から東へで
おそらくオーストリアだと思います 

イギリスとフランス の没落
これは避けられない
ベルギーオランダ ベネルクスも

 イタリアの立ち位置が重要になってきます
力があるなしに関わらず

 東と西の中間点にある
半島とアドリア海の需要 が増すからです

ロシアはこの動乱を睨みながら
東西ユーラシアの『バッファ』として
どう生き残るかを模索するはずです

過去150年間
血みどろになって
 自国内の地主及び地主カルチャーを
駆逐したドイツとは違い

現在の自民党政権に
これでもかと 表面化しているように

日本は徳川吉宗 の
大土地所有解禁に伴って現れた 
近代地主階級の駆逐に失敗した

 今後これは避けられなくなります
そうしなければ日本が滅亡するからです

 おそらくその過程で


日本は人口が半分以下になるだろうと
 内戦や飢餓が起きても
起こらなくてもそうなる 

たくさん作れば作れるだけ売れる
 過去の 初期工業化時代の
成功が忘れられない日本

遅かれ早かれ
そういう目に遭うことになる
 そこでどうやって生き抜けばいいか?

 これは
 目覚めたエリートを
どれだけ教育できるかにかかっている
と思います

それはおそらく
近代エリート選抜システムでは
作られないだろうという感じがしますが

おそらく スケールはかなり違いますが
アメリカでも似たようなことが起きます

アメリカは
天王星が 牡牛座から
双子座に入る14年間に 

重大な転換点を迎える
 過去それを繰り返してきた国 

独立戦争 カリフォルニア併合と
 ゴールドラッシュ
オイルラッシュ南北戦争

 前回の世界大戦 

ルーズベルトによる ニューディール 
事実上の共産化政策 への
国内の反発は凄まじく

 もし 日本軍の
真珠湾攻撃が起きなければ
 アメリカでクーデターが起きた

多くの歴史家が 指摘しています
 軍とウォール街が結託し
クーデターを起こす寸前だった

 現在それが 別の形で 
トランプ政権の下で
起こされようとしている

 2020年の選挙で誰が選出されても 
おそらく次の大統領は
途中で退任するか
暗殺されるだろうと思います

 その後アメリカは
何らかの分裂か
内戦に近い状態になる

これも避けられないだろうと

 その結果
もとの統一された国家である か
どうかも分かりません

 とんでもない
先祖返りをする可能性もあって
 元の白人ピューリタン国家に戻るか ?

もしくは 完全 多民族共和国になるか?
 現在その瀬戸際にいると思います

 こういう 大動乱が今後
世界で同時に起こる 
恐るべき時代になります

 前回2011年3月12日
天王星牡羊座への移動

つまり春分点をまたいだわけです
この辺り強調しておられる方がいましたよ

『 春分点マタギ』これが
続々と起こるのが 

2020年から26年にかけてですよね
 土星に木星に海王星

『 木星と 天王星 
    同時 春分点 またぎ』
前回2011 3.11&3.12
天王星 星座またぎ以上の意味があった

起きた事象も特大だった
 それがこれから続々と


良くも悪くも
『近代の終わり』が
その辺りでやってくる
たぶんそういうことね

原発はまさに近代精神の塊です

日本はそういう形で
この問題を突きつけられてしまいました

あのタイミングであの事故が起きた 
そういうことだったんですよ

でもこの次は
おそらく日本以上に
1774年近代に独立して以来

『 近代化の歴史』
 以外の歴史的経験がない
『USA・アメリカ合衆国』で
それが起こる・ つまり 日本の3.11
あれ以上の事が 2020年代に起こる

 そんな気がしてますが