狂躁亭払暁短信・ フランス版『黄巾の乱』1811260800 | おととひの世界

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リンクも始めましたよ

まさに黄巾の乱だよね

西暦184年太平道の 指導者
張角が起こした 後漢末の大反乱
『 黄巾の乱』

 三国志演義では 
『黄巾の乱』は 賊軍蜂起
ということにされている

 これっての 魏志倭人伝の 
卑弥呼に関する 記事ね 
はっきり繋がっているんだけど

 秦の始皇帝が焚書坑儒をやって 
孔子の儒教 を弾圧した後

 漢の高祖劉邦は 逆に
儒教を官学にした

 孔子が始めた 
人造モラルイデオロギーは ここに初めて
 放置すれば際限なくアノミーが進む
中国社会をまとめるイデオロギーに

『アノミー』は社会学用語

 社会的連帯が
どんどん崩壊していく状態のこと 

中国社会は放置するとそうなります 

地獄の肉醤・シシビシオの世界になるわけ

肉醤・シシビシオ

世界の人肉食
 カニバリズムの歴史の中でも
 はっきりこれだけ 

社会の 食習慣中の
レシピとして残っているのは
これくらいかもしれないよね

 中国はつい100年くらい前まで
 満漢全席 レシピの中に
人肉食がありましたからね

 気持ち悪い話だけど
 人間の赤ん坊の料理を
皇帝が食べていたんです

 中国人は絶対に言いたがらないけど

言っといてやるよ
歴史的事実だから

 放置 すると
上も下もそういうことを
やり出すのが中国人

念押し して言っとくけど

敗戦で日本人が
大陸から引き揚げるとき 
そういう現実をたくさんの人が見ている 

肉醤というのは 
人肉の塩辛のこと
 瓶詰めになってるかどうか
知りませんけれど

ツボに入ってたみたいだね 
目撃者によると
いかの塩辛にそっくりだったそうで

本当に人肉が使われているのか?
どうかわからない

 しかし人肉の塩辛だ!
と言って売りに来るんですよ
 多くは馬賊だったそうです

 これが あの
憎たらしい 日本人の 塩辛だ!
 さあ買った買った!

 それを見ていた庶民
 憎悪に顔を歪め金切り声を上げ 
次々に肉醤を買い求める 

その場で食べるものはいるが多くは 
半狂乱になって 大声で叫びながら

 肉醤 を大地にぶちまけ
踏んづけているという 

完全に半狂乱ヒステリー状態
 大陸から引き揚げた人
そういう経験している

大都会であったかどうか
知りませんけど多くは農村で

 恐ろしいでしょ?

 中国人もやりたくてやってたのか
どうかわからない

 でも一緒になってやらないと
自分がやられるから

恐ろしいからやっている 

そんな感じだそうです

 子が親を殺す
 毛沢東に反抗する反革命分子だから
親を告発して子供が殺す

 あの文化大革命は
そうゆう 風土の延長にあります

 日本ではどこかで
ブレーキがかかることが
あの国ではかからないんです

 これは共産主義云々とは関係がない
 革命というのは どこかで
そういうことを経験する

 フランス革命 
あの時どのくらい人が死にました?
 全く無関係な人まで
大量にギロチンにかけられて死んだ

 百万人を軽く超えています
 革命とはそういうものです

 それをよく知らない
『教室革命家』が 
革命を賛美したりするんですよ

悪いことばかりとも言えない
というところが また難しいんだな


 例えば 現在の自民党

 吉田茂の頃にはまだなんとか
体裁を保っていた 

明治維新以来の
 日本型秀才政府が崩壊し

 ただの田舎地主の
 近親結婚の性格異常 政治家の集まりに
過ぎなくなってますけど

 それに 未だ 暴動も起こらず

 激烈な市民革命を経験した国では
絶対にありえないことですよね

 人間が決めたものは
人間が変革してもかまわない

と言う 当たり前のことを
確認する作業が
『革命』なんですけど 

日本は一度もそれを経験していない

 経験しなかった国が
戦前は三つあって

それがイタリアと日本とドイツ
なんですよね 

イタリアはマッツィーニから ガリバルディ
 それから 宰相だった カヴール に担がれた 

サルディニア王 
ヴィットーリオ・エマヌエーレ3世 
によって統一

 ドイツは 宰相ビスマルクと
 プロイセン王 により統一

 日本は明治維新でしょ

 革命の 硫黄の煙 から生まれた
政権ではなかった 

だから あれだけろくでもない
 ファシズムがはびこった

 中国で
その市民革命に 相当する
 流血の再契約事業やったのが
毛沢東だった 

いいこととは思わない
現実におそらく一億人近くの
人間が殺されている

 しかしこれにより

 それ以前よりは中国人は
まともになった

 ロシア人にしてもそう

 ドストエフスキーが予言した
 全能の大審問官様が要するに
スターリンだったわけで

 日本はそれに相当する人間すら
まだ現れていない 

日本人はなんとなく
自分たちが進んでいる国にいるように
思っているがそれは間違い 

まだまだ半人前の国民
まともな市民革命を
まだ一度もやっていない

その意味では先進国としては
『半人前』なんですよ

人間が決めたことなら
人間が変えても構わない

 そもそも日本人はそう考えていない
 社会システムが変わると

 太陽が西から東に 
向きを変えるように驚く

 アジア全体にその傾向があります
 韓国みたいに まいど 
最高権力者が引きずり降ろされてばかり
というのもちょっと困ったものですけど

 まったくそれが起こらない社会
というのは進歩のしようがありません
その意味で現在の日本

 19世紀末から20世紀初めの
帝政ロシアに近いかもしれませんね

当時ロシア
押しも押されぬ大国だったけど
 社会が完全に硬直化し

もはや自己変革ができなくなっていた
 秘密警察ばかり やたらに張り切り
 インテリも貴族も声をあげられなくなり

 市民がそれをやれば
確実にぶち込まれるそういう社会

 結局日露戦争と第一次世界大戦
という二つの負け戦で大崩壊

今のまま行くと
日本はいずれそういう経験を
することになります 

立ち直れればいいですけどね
ぶっ壊れた原発と放射能というのは
それ以前はなかったものですからね

言いかけてやめていたけど
 張角が始めた『黄巾の乱』
その組織はもともと道教カルトだった

老荘思想です

 思想というより
 土着化した 中国版オカルティズム 
易経思想と 土着オカルティズムが
融合したもの

 それが 孔子の教えで
全国を統一してきた 前漢後漢

 4世紀続いた漢人中国統一国家を
 崩壊させた 

中国人はオカルト大好きです
 中国 オカルティズムは
ほとんどが 道教由来 です 

それを甘やかしておくと
やがては政府を転覆させる

 魏志倭人伝にある

 卑弥呼の記述

 鬼道を事としよく衆を惑わす

 鬼道と書いてあること
 儒教イデオロギーの反対
 道教系 カルトの カリスマ
だったということ 

それを憎しみと
侮蔑の意味と感情を込め書いている

フランスの国旗のトリコロール
 自由平等博愛に相当する色 

黄色はそれにない色でしょ?

 今まで フランスの路上革命運動
ほとんどが トリコロール
使ってたんですけど
今度は違う 

どういうことなのか ?
つまびらかには知りませんけど 

フランス人は市民レベルで
馬鹿ではありません
 要するに共和国フランスのペテン

 それに対抗する意識
必ず働いている
 まあそういうことでしょうね

反マクロン大統領政府 DEMO 
半ば暴徒化して
 パリコミュ状態だと言うけど

パリコミューンの乱 

普仏戦争に敗北したフランスで
 1871年 再革命の動きがあった

 フランス大革命1791年
 ナポレオンのブリュメールクーデター
 ナポレオン帝政が崩壊し
 ウィーン体制のフランス

 ブルボン王朝の 末裔が呼び戻された
 ルイ18世が即位

 威張ることとくっちゃねる こと
しか能がない男 

やたらに食っちゃ寝していたんで

 ブクブク 太り 超肥満体
 『ブルボンの豚』と呼ばれた
 超不人気だった

当たり前です 

結局1830年7月
 再び路上革命が起きて追い出された

 路上革命 
パリのそこここで バリケードができて
都市機能が停止してしまう
 石畳が剥がされ積み上げられ
 軍隊や警官隊の 弾除け防塁が作られる

 市民が現実に銃を持って戦う
ミュージカル『 レ・ミゼラブル』
出てきますよね

 ドラクロワの
『民衆を率いる自由の女神』
が描かれたのがあの時

 そしてエクトル・ベルリオーズの 
まさに革命的音楽

『 幻想交響曲』が
大センセーションを巻き起こしたのも
この時です 

ドラクロワの
『民衆を率いる自由の女神』
『 幻想交響曲』 第4楽章 
『断頭台への行進』

 後で YouTube で聴いてみて
 恐ろしいほどシンクロしてるから 

パリという街
たまにこういうことがある 

1830年7月 七月革命
 1871年 バリコミュ騒動

 1944年9月 ドゴールパリ入場 
フランス解放

 それから 1968年 5月 
学生運動の うねりを止められなかった
 あの 独裁大統領ドゴールが
退陣させられる 

『五月革命』というやつね

今起きていること
そういうことに発展する可能性がある
ただ今までと違っていること 

今までのフランスで起きた
こういう騒動

フランスと言っても
ほとんどパリだけどね 

フランスは恐ろしいほど
パリ一極集中だから

 誰も 1791年
バスチーユ蜂起から始まる 
フランス 大革命を
これまでは疑っていなかったけど

 今回は 怒りをぶつけられる対象が
 1977年生まれの若い
マクロン大統領だけど

 とりわけ学生
 もはやネット世代
 簡単なプロパガンダに引っかかる
連中ではありません

 マクロンの背後に
 ロスチャイルドがいること

明確に気がついている 
もっと言えば 大革命後のフランス共和国

 ほとんど
ロスチャイルドによって作られた
 偽装人造 共和国であり

 その実態は 
ステルス金融帝国にほかならない 

はっきり気が付いているということ
 だからトリコロールを使っていない

 そういうことだと思いますよ

マクロンは今大きく動揺している 

9月に3割になった 自らの支持率が
現在 ぼちぼち2割 を切るところまで

 21%前後だそうです
富裕層減税 一般社会税増税

 本人はいたって今風
自由主義経済 信奉者要するに

 竹中平蔵型シカゴ学派信者ってことで 

若い層
かんに触ることばかりです

 マクロンは今年 から来年にかけ
 多少持ち直せるかもしれないけど

そこから先
 なにせ本人は 浪人してる時
 ロスチャイルド 銀行にいた人でしょ

みんなそれ知ってるわけですよ

 現在カルロスゴーン逮捕で
大揺れに揺れている ルノーだけど

 日産三菱自動車ルノー経営統合 

オランド政権の経済相として
強引に推進していたのは
マクロンであること

みんな知っています

 Le Figaro 
フランスの代表的なというより
世界の代表的なクオリティペーパーの
ひとつですけど 

こういうところには珍しく
日本の陰謀論を打ち始めている 

しかし Figaro 

フランス
国家を動かす力を持っている
 産軍複合体 総本山 

ダッソーブレゲーグループ の
子会社であること
 そして RENAULT もその系列であること 

これまたみんな知っている
 フランスは経済規模は小さい
市場はもっと小さい 

そんな国に
 RENAULT   プジョー  シトロエン 

大きな自動車が 三つもあるんですよ
 とてもじゃないけど

 国内市場で自然発生したものではないし 
国内でやっていける力もない

 強引に帝国主義政策を
 そうでもしなければ
捌ける 目処が立ちません

 日本の水道民営化を推進してきたのも
マクロンです 

日本でそれと一緒になって 
やってきているのが
麻生太郎なんですよね 

さすがに日本は 
三菱と日産をフランスに
持っていかれることには抵抗したし
 アメリカもこれを許さない

 弱り目に祟り目のマクロンに 

今度はカルロスゴーン 逮捕 
ついこの間この二人 

フランスの新工場 テープカットで
一緒にいたんですよね 

そして現在フランス国内 

『黄巾の乱』ですよ 
金融危機目前だというのにね 
大変なことです 

果たして乗り切れますかね? 
すでにマクロン

首切りをやりすぎて
軍を敵に回しています