お芝居を観たんですよ
ま芝居の中では最初だけだったんだけど
ディスカバリーチャンネルでも
やらないような番組を昔
ちょくちょくやってましたよね
ゾンビはハイチの
ブードゥー教にまつわる怪物
そういう事にされてるけど
この間死んだホラー監督
ロメロさんだっけ?
死霊のナンとかって言うシリーズね
ゾンビってあんなだと思われてるけど
実はしっかり実在してたんですよ
最近までいました
番組の中では本物のゾンビが
出てきましたからね
ただ人を食う屍体
とかじゃありませんでした
どういうものかというと
要するに完全に
マインドコントロールされちゃってる
人のことです
単にコントロールされてるだけじゃない
大脳の前頭前野が破壊されている
かつて『ロボトミー手術』と言って
暴力衝動が抑えられない凶悪犯とか
連続婦女暴行犯人
こういう罪の受刑者に対して
現実に行われていたらしいです
現在はもちろん禁止されています
大脳の前頭前野が一部破壊されても
大きな知能の低下は起こらない
普段は生活できるんですよ
ただし自分で何かを意図的に
主体的に考えるという事が
全く出来なくなってしまう
どうなるか?というと
誰かに命令してもらって動く以外に
何も出来なくなっちゃうんです
それは外科的手術でやってたんだけど
とある科学者の発表によると
大昔のまともな医者ですけどね
ハイチのブードゥー教は
儀式と催眠術で墓の中に一度入れてしまう
人間を生きたまま
酸欠になるから脳が破壊されます
それプラス
『テトロドトキシン』という毒を使う
発表した学者が言ってる事ですけどね
テトロドトキシンは
フグ毒の主成分です
フグが作るんじゃなくて
バクテリアが作り出して
フグはそれを食べて貯めている
10センチほどの殺人ダコ
ヒョウモンダコ毒の主成分もそれです
どうやらそれを使って
どう使うのか知りませんけど
酸欠状態と催眠術で
動けなくした被験者を
さらに大脳部分的破壊に持ち込む
それ自体高等技術だと思うけどね
これによって
外科的なロボトミー手術と
同じ結果を得られるという
ハイチのブードゥー教はもともと
アフリカの黒魔術
つまり古代地母神信仰から来たものだけど
それらの中に既にそういう
テクノロジーがあったんだね
恐るべき技術だね
全部が全部
成功するんじゃないだろうがな
でも成功して現実に
テレビカメラの前にいたよ
お前食うぞ!強いぞ!
みたいな感じじゃなかったよ
無気力なバカって感じ
命令されたらその通り動くんですよ
それ以外動きかたが
わからないんで
不安なんだ
つまり一度
地中に埋められて毒を飲まされて
酸欠にされた上に催眠術をかけられて
薬理的なロボトミーを
やられてしまうと
一生命令に従うだけの人間になってしまう
それがどうやらゾンビ
その正体らしい
人間奴隷化の技術
完全なマインドコントロールだ
カメラの前でも喋ってたし
言葉も理解できていた
ただ彼らは
大脳前頭前野が破壊されているから
主体的に判断行動することが
一切できないんだ
日テレか tbs やってたね
『知られざる世界』だったかね
佐藤慶さんがナレーションやってた
長寿番組があったでしょ?
確かあれだったと思うよ
この話間違いなく
昔のナチスドイツとか
アメリカの cia とかソ連の kgb とか
研究してただろうな
似たような話は手塚治虫の
『 三つ目がとおる 』 にも
ちょっと出てきたと思う
手塚治虫さんは医学者だから
今も用途がわからない
『酒船石・さかふねいし』
あれを毒物を調合する
装置だとみなしていた
目的はブードゥー教と同じ
人間の奴隷化だった
巨大古墳を作るためとかさ
番組の放送されるずっと前だったけど
さすがに手塚治虫博士
わかってたんだね