お元気さま
からだ調律師 あらきゆたか です
すべてが快く、愉しく、悦びに溢れる今日を贈っていただくことをお祈り申し上げます
大事な話が一杯聞けますので
まだの方はゼヒご覧ください
四本脚の動物の場合
脚を投げ出して
寝そべるというのは横になるしか無く
"伏せ"も"お座り"も
必ず脚を伴った姿勢になります
彼者の脚は前後への可動域はありますが
左右には開かないのがほとんどなので
胸腹と脚
尻と脚
というように
必ず胴体のみでは無く
脚がついています
ところが
われらが人間は座るというときに
脚を投げ出して尻だけで座ります
本来はそうでは無かったハズなのは
上をみたら判りますよね？
西洋から中国では「座る」というのは
腰かけることで
アジアでは地べたにしゃがみ込むことです
いずれにしても
脚も使いつつ腰を下ろすのが
本筋のハズ
お猿さんもしゃがみますよね
まあ
脚を短くされたワンコなんかは
しゃがめない輩もいますが
これは結局
彼者たちはいつでも即行動出来る状態にいたいから
脚が常に準備状態にあって
よほど身の安全が確信出来ない限り
脚を投げ出すということはしないワケです
「座る」というのは一時的な姿勢だとも言えます
ところが
人間は「腰を据える」というように
そこにドッカと腰を下ろして
動かずにいることが多くなりました
近年はとくにデスクワークなどというものが増えて
顕著ですね
そして
「腰を据える」ようになって
腰痛だむくむだという不調が起こります
つまり
脚を機能させなくなったことで
胴体にのみ負担がかかるから
ってことです
じゃあ解消法はって言えば
もう簡単で
脚の機能を保てば良いのです
どういうことかといいますと
椅子座ならば
いつでも立てるような状態で
腰かけるってことです
なんなら空気椅子かっていうくらい
腰を下ろしきらないで姿勢を保ったって良いんですが
サスガにそれは大変ですので
そこでいつもお薦めしているのが
バランスボールです
私の椅子はコレです
サスガにそれは
という方には
こういうものもあります
これを座布団代わりに敷いていただくと
不安定になりますので
どうしたって脚の必要が出てきます
地べたに座る場合は
ですから"しゃがむ"のが一番
正座とかアグラはまたちょっと別の観点での話が必要なので今回は省きますが
片膝立てたり
跪座と言いますが
正座じゃ無く爪先は立てたままにしておくなど
即行動に移せる状態で座ることです
座ると腰が痛い背中が痛い
肩がこる頭痛がする
なんてのは
お尻に全体重を預けてしまっているからで
さらに
座布団などを敷こうものなら
お尻は固定され余計に負担が大きくなります
もっとも顕著なのがビーズクッションです
お尻が膨らんでいるのは
これが本来の座布団ですから
お尻を機能させなきゃいけないのに
座布団でその機能を殺してしまっているワケですね
そうなると
脚もお尻も機能を失った状態になりますから
固まって循環は起こらなくなります
からだを動かす筋肉の7割が下半身にあるのに
そのほとんどが機能を失うんですから
全身に影響が出ないワケがありませんね
ですから
腰が痛かろうが
背中が痛かろうが
お尻の固まった筋肉をほぐすゆるめることで
取り敢えずは解消されます
あとは
普段どういう姿勢でいるか
ということになってきます
私共の技術で今ある不調を改善する方向に持っていくことは出来ますが
これから先どのようにしていくかは
ご自身にかかっています
今までの生活で今のからだが出来上がっているのですから
それを続ければ同じことが繰り返されるだけです
変えたいと思うのなら
何かしら生活で変えていくしかありません
皆様には呉々もご自愛くださいますよう
ご機嫌好う
深い話は
部活アプリ『エネルゲイア』
でしていきます
入部にお金はかかりませんので
お気軽に
お越しをお待ちしています
かいふく指南処
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