“食欲の秋”のメカニズム 伊豆のかいふく指南処【からはだふくらか】 | 読む整体【からはだふくらか】@伊豆長岡

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【からはだふくらか】は
壁を乗り越え
さらに成長していく途をご指南申し上げる場です

お元気さま

 

からだ調律師 あらきゆたか です

 

すべてが快く、愉しく、悦びに溢れる今日を贈っていただくことをお祈り申し上げます

 

私たちのからだは常に一定の体温を保っているワケですが

夏は外温が高いので体温を生み出す必要も減ります

 

なので

エネルギーを摂って体温を作る必要がありませんから食欲が落ちて当然なんです

 

夏は食べる必要が減るから食欲が失せる

 

ただそれだけのことなんですが

どうも“食欲”=“元気のバロメーター”だと思ってらっしゃる方が多いようです

 

そこで

食欲が無いのに無理矢理“食べられる”物を探して食べるというのは

からだに無理をさせていることになり

無理をすれば祟るのが道理ですから

いよいよ体調不良になって“夏バテ”になります

 

 

逆に冬は外温が低い分

体温を作り出す必要が出てきますから

食べられるようになります

 

冬に食欲が落ちるという話を聞かないのは

そういう理由ですね

 

 

食欲の秋

と言います

 

 

からだは「殻だ」「空だ」です

 

馬の面前にニンジンをブラ下げて走るのは

それを食べたいという欲求があるからで

その馬が満腹ならニンジンは原動力たり得ませんね

 

今の日本のように手を伸ばせばいつでも食べ物が手に入る状況というのは

人類史上でもかなり特殊で

「お腹が空いた」から“食べるのではなく

「お腹が空いた」から「食べ物を採りに行こう」

というのが本来の在り方です

 

とすると

食欲の秋というのが意味するのは

行動する季節ですよ

ってことになります

 

 

人間社会の在り方はひとまず置いておいて

夏の暑い時期に積極的に動く必要は無く

だから比較的南国はリラックスムードが漂っていますよね

 

反対に寒い地方は食物の確保やら一所懸命に労働するイメージがあります

 

これは人間が環境の生き物であるということを示しているひとつですが

 

体温で考えれば暑い時期に動くことは

必要以上の高温に導くことになりますから

からだの自然に反するということになります

 

そして寒くなっていく時期は食べることと併せて

動くことでも体温を高めて維持する必要が出て来るという単純なお話しです

 

 

熱というのは運動によって生じるものですから

それを“食べる”という内臓の運動によって得るのか

“動く”という四肢の運動で作るのか

っていう手段の違いだけで

“食欲の秋”というのは

とにかく行動すべき時期だっていうことなんですね

 

 

冬眠する動物が秋にたくさん食べて脂肪を蓄えると言います

 

脂肪は筋肉を冷やさないための保温剤です

 

フードファイターなどと言われる大食いの方々に痩せてる方が多いのは代謝が良いからで

熱効率が良い

つまりからだが冷えにくいからですね

 

逆にグルメレポーターなどで肥っている方は

そこまで代謝が高くないからからだが冷えやすくて脂肪で覆われていくワケです

 

ホンジャマカの石塚さんが薄着で平気なのは

脂肪という防寒着を纏っているからです

 

そして汗っかきなのは

体温が低いところで維持されているから

少し体温が上がるとすぐに下げようとサーモスタットが働くのですね

 

 

冬眠する際は体温も一定程度下がりますから

脂肪が付きやすくなり

その脂肪を冬の間中で消費していく内に

徐々に体温も高くなり

そして春にすっかり脂肪を落として目覚めるワケです

 

 

女性の方が脂肪が付きやすいのは

偏えに筋肉が冷えやすい状態にあるからです

 

ですから「食べる量」と“痩せる痩せない”っていうのは関わりが薄く

着目すべきは“体温”だっていうことです

 

 

夏の間に

氷をたっぷり入れた飲み物を大量に飲んだり

アイスなどを食べまくったりして

しかも湯船に入らずシャワーだけで済ましているという生活を送っていますと

内臓が冷えきって体温を上げられなくなりますので

脂肪が付きやすいからだになります

 

さらに体温を下げる食べ物の筆頭が『糖』ですので

甘くて冷たい飲み物や食べ物

冷や素麺や冷やし中華など

「食欲が無くても喉を通りやすい」ものを

摂り続けると

からだに無理をさせることにもなりますし

冬眠する動物宜しく

脂肪を皮下と言わず内臓と言わず全身に纏うことになります

 

 

反対にからだを温める食材の筆頭が『塩』です

 

体温が一定に保たれているように

からだの塩分濃度も決まっています

 

塩分が少ないのに水分が多いと薄まってしまいますので水分を排泄して調節されます

 

しかし

水分が少なければ当然循環し難くなります

 

運動が熱を生むのですから

循環がよく行われないと熱を生み出すことも出来なくなっていきますね

 

逆に塩分が多くなれば今度は水分を補充して濃度を保とうとします

 

そうすれば循環しやすい状況も生まれ

熱も生産されやすくなります

 

 

寒い地方の方に血圧が高い方が多いのは

寒いから血管が縮まりやすいから

圧を高めないと全身に血液が廻らなくなってしまうからです

 

そして塩をたくさん摂るのは上で言ったように

からだが温まるからです

 

つまり塩をたくさん摂るから高血圧なのでは無く

寒いから塩が必要で

寒いから血圧が高くないと暮らせないからなんです

 

選択は自由です

 

皆様には呉々もご自愛くださいますよう

ご機嫌好う

 

深い話は

部活アプリ『エネルゲイア』でしていきます

 

入部にお金はかかりませんので

お気軽に

お越しをお待ちしています

 

 

 

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