サッカーの長友佑都選手のトレーナー木場先生の和訳した書籍を手に入れました!
とても勉強になります。
なぜ腰痛に体幹トレーニングが効果的なのか？スポーツ選手のパフォーマンスに体幹トレーニングが有効なのか？が最新の研究知見を元に書かれています。
今回は、その内容の一部ではありますが、最も重要なポイントのお話です。
骨盤（仙腸関節）は、形態拘束（関節が噛み合っている状態での安定性）と力拘束（関節を囲む靭帯、筋肉、筋膜の関節面の圧力による安定性）の組み合わせで安定しています。
補足）形態拘束とは、立っている時や座っている時に関節が合致している状態です。
静止している時は安定している形態拘束ですが、動作時には不安定になります。
動作時には、関節を囲む靭帯、筋肉、筋膜が関節に対して圧力をかける事で仙腸関節を安定させます。
仙腸関節では、特に力拘束である大臀筋の作用が重要となっています。
大臀筋のトリガーポイント形成による機能障害は、身体のざまざまな問題を引き起こします。
例えば、右大臀筋の機能障害➡︎仙腸関節安定の補完作用として左広背筋の緊張➡︎左肩の痛みや左背部の痛み
もちろん仙腸関節の不安定性による慢性腰痛、バランス崩れによる股関節、膝の痛みなどもでる可能性があります。
スポーツをしている人は特に、大臀筋のケアを忘れずにですね^ ^
