高血圧によるめまいは注意が必要? | 体の悩み解決ブログ

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めまいが起こる時は、脳の血流が悪化している時であると言われています。高血圧が原因でめまいを生じることがあるのですが、この場合はかなり高血圧が重症化している可能性があるので注意が必要です。このめまいは、実は脳卒中や脳腫瘍などの脳の病気の原因となっていることも考えられるのです。


高血圧の自覚症状としてめまいというものはあるのですが、中には血圧を下げる薬を服用していてめまいを生じる人もいるかもしれません。薬の副作用として一時的な低血圧状態となりめまいを生じることがあるのですが、これは命に関わるようなものではありません。降圧剤の中には起立性低血圧を起こすというものが少なくありません。起立性低血圧というのは、急に立ち上がった場合などに起こるもので、血圧の上昇が追いつかずに脳への血流量が減ってしまいめまいが生じる現象です。基本的には処方された通りに正しく服用することが大切です。しかしこれは一時的な症状なので特に心配することではありません。注意が必要な場合は、体がふらふらとふらついたり、立ちくらみが頻繁に起こったり、それに加えて頭痛や吐き気を伴ったりする場合です。また、ひどい場合には体が思うように動かすことが出来ないといった症状も現れることがありますが、とても危険なサインです。すぐに専門医による治療を受けましょう。


高血圧によるめまいは、合併症の前触れだということも考えられます。めまいがひどい場合には脳卒中なども起き易くなっている可能性があるので注意してください。


しかし、めまいを引き起こす病気などの原因は多くあるので、これらだけがめまいを引き起こしているとは限りません。なかなか自分ではめまいの原因を判断するのは難しいかもしれません。自己判断だけで高血圧が原因によるめまいだと決めつけたりすることのないようにしましょう。心配な場合は医師に相談をするようにして下さい。そして、受診する前には何回か血圧を測っていくと症状を伝える時に便利です。