高血圧による心臓や脳への影響 | 体の悩み解決ブログ

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高血圧によって心臓や脳に影響を及ぼすことがあります。心臓はポンプのような役割を果たしており、体中に血液を送り循環させています。しかし高血圧になると、血管が収縮するので血液の流れが悪くなります。このような状態になると人間の体は危険を察知し、血液が不足していると感じて心臓はより多くの血液を送り出そうと働きます。全身に強い力で血液を送り出そうとするので心臓が動くとその都度大きな負担がかかってしまうのです。そして、心臓はたくさんのエネルギーをそれに使うことになるので疲れ易くなってしまいます。このことから、高血圧が心臓や脳に影響を及ぼしてしまうと言えます。


心臓に負担がかかりすぎると、それが続くことによってそのうち心筋梗塞を引き起こしてしまう危険性も生じます。心筋梗塞は呼吸困難になったり、激しい胸の痛みを伴うことがあり、最悪の場合は呼吸が停止して死に至ることがあります。


脳にも血液は非常に重要なものであり、常に血液が巡っています。しかし高血圧になると血液の流れが悪くなってしまい、必要な血液が行き届かず酸素等の必要なものが脳に行かなくなってしまいます。血管の収縮が促進されることにより、血管への負担が大きくなり、そのうち耐えられなくなって出血を引き起こしてしまうことがあります。このように脳の血管が破れ、出血を起こすことは脳出血といい、命に関わる非常に危険な症状です。


また、脳梗塞や脳卒中を引き起こすこともあります。高血圧によって動脈硬化を引き起こし、脳の血液の流れも悪くなり、血栓が出来てしまう場合もあります。血栓によって血液が流れなくなると、脳細胞は破壊され、脳梗塞を引き起こします。脳は体に指示を与える重要な部分ですので、これが損傷してしまうと非常に危険な状態に陥ってしまう可能性があります。命が奪われてしまうか、助かったとしても障害が残る可能性もあるのです。


高血圧によって心臓や脳に与える影響は大きく、また命にも関わる症状が現れる可能性もあるので注意が必要です。