便秘で悩む人は多くいますが、なかなか人に話せることでもない話題なのでついつい一人で抱え込んでしまったりしていませんか?
まず、便秘とは一体どのような状態のことを言うのでしょうか?
その基準ははっきりしていないのが現状ですが、3日に1回以下の排便であれば便秘と言えるという説もあります。
しかし、個人差が大きいため排便がない期間や回数で定義することは難しいのです。
人によって、2~3日に1度しか排便がなくても、スムーズに排便が行われすっきりと違和感がない状態であれば便秘とは言いません。
逆に一日出ないだけでも、苦痛を感じる人もいます。
なので、その人の排便習慣から見て排便が普段より遅延している状態を便秘としています。
それに加え、お腹が張って苦しい、残便感があるという状態です。
便秘の原因は大きく分けると2種類あると考えられています。
1 腸の活動自体が低下することによって起こる便秘
2 腸への刺激が不十分となり排便が滞るために起こる便秘
1の場合、腸の活動低下というのは、何らかの原因により腸の排泄活動が抑制されてしまい、排便がスムーズにできなくなる状態のことです。
たとえば、大腸がん、内臓疾患などにより神経系に影響がある場合に生じると言われており、自律神経が狂ってしまうことにあります。
2の場合、多くの女性に起こる症状で、ダイエットなどでカロリー摂取を控えている場合には食事を摂取する量も少なくなってしまい、腸に刺激が十分に与えられません。