毎日ブログ1301日目。
昨日の日刊スポーツ
一面はこんなニュース。
錦織選手今季絶望。
男子テニス世界ランク９位の
錦織選手が右手首の腱を痛め
今季の残り試合を全て欠場すると
マネジメント会社から発表。
手術はしない方針。
でも、安静にしていても
６週間程度完治までにかかり
リハビリまでの時間を考えると
今季は難しいと
判断したようです。
これに伴い世界トップ１０は
消滅し、それどころか大幅に
ランキングを落とすことに
なるようです。
閑話休題。
当院に来てくれている子
にもメンテナンスをしていても
大きなケガを
負ってしまうことがあります。
例えば骨折や靭帯損傷など。
それはスポーツを
やっている以上
仕方のないこと。
こんなとき、
特に骨折が疑わしい場合や
重篤なものが予想される場合は
医師に紹介させていただき
診ていただくわけですが。
その際に
「○週間は運動禁止」と
言われることがあります。
この言葉をどれだけ
信じればいいのか？
守ればいいのか？に
戸惑う本人、
親御さんがいます。
一番良くないのは
例えば骨折している
にもかかわらず
とにかく「やる」を
選択する本人、子ども。
そして、スポーツ少年団の
監督コーチの
一部の方の中には
「そんなのは
気持ちでなんとかしろ！！」
なんてことを平気で言う方もいるようです。
（あくまで一部です）
そういう
監督コーチが恐くて
やらざるを得なくて
選手生命を縮めた選手は
間違いなくたくさんいます。
錦織選手と周辺スタッフが
今回、
今季欠場を判断したように
今目の前だけでなく
未来を見る
べきなのではないかと
僕は感じます。
少年期の今チームのために
無理することが
自分の未来に影を落とすことに
なるかもしれません。
かといって
◯週間◯ヶ月運動中止を
全て言われたことを
鵜呑みにして
休めばいいって
ものでもありません。
だから僕らのような
存在がいるのです。
医師の意見、本人の気持ち
親御さんの思い、それらに
もう一つの選択を用意することが
できると思います。
それは
悪化してしまったら困る
というリスクを取りたくない
医療サイドの意見ではなく
チームのために
やってもらいたいという
チームサイドのものではなく
ケガをしてしまった
本人のために
どうすることがよいのか？
一緒に考えることが
できます。
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スポーツをやっている小・中・高生たちへ。
ケガをした、今は休めない。
休みたくない。そう思う気持ちは
スポーツ選手にとって絶対必要な気持ち。
でも今キミは目の前しか
みえていないかもしれない。
もう少し視野を広げて
もう少し未来をみたら「今は休むべき」
だと判断するかもしれない。
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